こんにちは、にゃんコロネです。
私たちが思っている以上に猫ってデリケートな動物。だから毎日のお手入れやお世話がすごく大切なんだけど、季節によってどんなケア必要なのかが変わってきます。
気を付けてあげないと、病気になったりストレスを溜めることもある。時には飼い主さんにも被害が及ぶこともあるんだ。月ごとの早見表を作ったので猫との暮らしに役立ててくれたらうれしいです。
目次
季節ごとのケアとお手入れ早見表
猫との共同生活は楽しいもの。だけど、季節が変わっていくにつれてお手入れやケアを考えてあげることが大切。1年間で必要なことを月ごとにまとめたので、飼い主さんのお役に立てればと思います。
お世話の基本はすごく大切なので、月ごとに詳しく解説したページも一緒に紹介しますね。愛猫のためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
月 | お世話やケアの内容 |
1月 | 乾燥に気を付けよう。飲み水の量や水置き場に注意する。 |
2月 | 発情期に注意。不妊、去勢手術を受けさせ、猫の脱走に気を付ける。 |
3月 | 換毛期で、抜け毛を飲み込みやすい。ブラッシングを日課に。毛玉対策キャットフードも検討。 |
4月 | 健康診断に最適。目やにや耳垢、口臭、鼻の乾燥、体毛の状態などをチェック。 |
5月 | 猫の脱走対策を忘れずに。 |
6月 | キャットフードや水の鮮度に注意。カビ対策も忘れずにしよう。 |
7月 | ノミやダニ、寄生虫に気を付ける。安易に外に出さない。 |
8月 | 熱中症対策や脱水症状にならないように気を付けよう。 |
9月 | 秋の換毛期。3月と同じく、毛玉の対策をしてあげよう。 |
10月 | 食欲の秋。体重チェックと、肥満対策を。低カロリーのキャットフードも考えてあげる。 |
11月 | 猫風邪に注意。事前にワクチンを接種し、予防しておこう。 |
12月 | 季節の植物に要注意。暖房器具での火傷にも気を付けよう |
1月(冬)
冬の真っただ中で、気温が低いので水を飲む量が減ってしまいます。冷たい水を飲みにくくなるのは、人間と同じです。特に、暖房がヌクヌクと効いた部屋から出たくないと思うのはしょうがないことです。
必要な水分が足りていないと、排泄系の病気にかかる可能性がとても高くなります。冬場じゃなくても、猫が水を飲んでくれなくて困っている飼い主さんもすごく多いんです。こちらもぜひ、参考にしてくださいね。
1月のお世話の基本
キャットフードに水分を混ぜてあげたり、水置き場を暖かい部屋に変えてあげましょう。どれくらい水分を取っているか確認するのも忘れないようにしてくださいね。
2月(冬)
去勢、不妊手術をしていない猫だと、このころから発情期が始まります。大きな声で鳴いてご近所への迷惑になったり、予期せぬ赤ちゃん猫が生まれることもあります。異性を求めて家の外にも出たがるようになり、脱走に悩まされてしまいます。
この行動は、いくらしつけようとしても、本能的なことなのでやめさせることができません。発情期や去勢、不妊については対策が必要です。
2月のお世話の基本
早めに去勢、不妊手術を受けさせるようにしましょう。また、脱走への対策も欠かすことができません。脱走防止用の便利アイテムを使うのも1つの方法です。
3月(春)
少し気温も暖かくなってきて、春の換毛期の季節が3月ごろです。寒さから身を守るためのフカフカの下毛が抜け落ちて、家の中の掃除が大変に。
自分でグルーミングをする動物なので、抜け毛を飲み込んでしまい、毛玉を吐きやすくなる季節でもあります。特に長毛の猫は要注意です。
3月のお世話の基本
抜け毛を取り除くために、飼い主さんのこまめなブラッシングがとても大切です。長毛の猫を飼われているのであれば、毎日の日課にしてあげるようにしてくださいね。
また、毛玉ケア効果があるキャットフードへ、この時期に切り替えてあげる方法もあります。
4月(春)
穏やかな気候で人間も猫もとても過ごしやすい季節です。体調も落ち着いていることが多いので、健康診断を受けさせるなら4月がおすすめです。
飼い主さんも猫の様子をしっかりチェックしてあげて、細かいところは動物病院で診断するようにしましょう。身体を崩しやすい動物なので、定期的に診てもらうことは長生きの秘訣でもあります。
4月のお世話の基本
目やにが溜まっていないか、鼻が乾燥していないか、耳垢や口臭、体毛の状態などを見てあげましょう。
5月(春)
気持ちの良い日が多く、家の空気をキレイに入れ替えるために、窓を開けることが多いですよね。そのときに注意したいのは猫の脱走です。窓の外から興味があるものが目に入ると、そのあとを追って、家の外に出てしまうケースがとても多いんです。
自分が過ごすテリトリーから、1歩外に出るとすぐに迷子になってしまう動物なので、脱走防止の対策が必要になってきます。
5月のお世話の基本
ベランダや玄関にはネットを張ったり、柵を作ったりして簡単に外に出られない工夫が必要です。猫の脱走防止は、詳しくこちらのページにまとめているので、対策を忘れないようにしましょう。
6月(夏)
ジメジメした日が続いて、カビが繁殖しやすい季節です。特にキャットフードや水の鮮度に最新の注意を払ってあげてください。6月以外でも同じですが、キャットフードの食べ残しは破棄して、衛生面に気を付けましょう。
6月のお世話の基本
除湿器を活用したり、キャットフードの袋はしっかり閉める。このような、基本的な対策を確実にしていきます。
7月(夏)
ノミやダニなど、寄生虫に悩まされ始める季節です。1匹見つけたら、周りに数百匹はいるというほど繁殖力もあります。ほんの少しベランダに出した隙に、猫の呼吸に反応して寄生することだってあります。
7月のお世話の基本
もし見つけた場合は、駆除薬や掃除、ノミ取りを念入りにやってあげてください。同じように蚊にも注意を払い、フィラリアを媒介するものは寄せ付けない配慮が大切です。
8月(夏)
1年を通しても蒸し暑く、熱中症に注意が必要です。暑さに弱い動物なので、クールマットを利用したり、エアコンで室温を快適に保って熱中症対策が必要になります。
閉めきった部屋は、私たちが思う以上に暑くなり、猫も脱水症状を起こし命の危険も伴うことなんです。
8月のお世話の基本
猛暑日に、もし家を留守にするときは、必ず空調をつけておきます。庇をつけたり、風通しをよくして、涼しい室内をつくることも考えましょう。涼しい部屋の作り方がポイントになります。
9月(秋)
秋の換毛期の季節です。基本的に1年に2回あるので、3月と同じく対策をしてあげてくださいね。この季節は、冬の寒さを乗り切るために、フカフカの下毛がたくさん生えてくるんですよ。
10月(秋)
暑さも和らぎ、涼しくなってくるので過ごしやすい季節。すると、気を付けたいのが猫の食欲です。食欲の秋は人間だけではなく、猫にも共通のこと。いつものキャットフードの量では物足りなく、おねだりされることも。
可愛くおねだりをしてくるので、甘やかして食べさせてしまうと、見る見るうちに肥満の仲間入りを果たしてしまうんです。
10月のお世話の基本
食事量の正しい目安を守り、体重チェックを忘れずに。カロリー控えめで、低炭水化物のグレインフリーキャットフードも一緒に検討しましょう。
11月(秋)
気温が徐々に低くなり、猫風邪を発症しやすい時期です。健康な成猫だと、放っておいても治ることがありますが、免疫力が少ない子猫や老猫は、なかなか治すことが難しい病気です。
人間よりも、はるかにつらいと言われていて、明らかに元気がないというのが分かります。人にうつることはありませんが、くしゃみや咳の症状は人と同じですね。
11月のお世話の基本
事前に動物病院でワクチンを接種しておけば、防ぐことができます。もしも猫風邪を発症したときは、早めに病院に連れていきましょう。
12月(冬)
12月になると、季節の植物に気を付けてあげる必要があります。ポインセチアやシクラメンが代表的な植物で、猫が食べてしまうと危険なものです。下痢や嘔吐を繰り返すようになります。
また、気温も低くなってきているので暖房器具を使うことがあると思います。猫がストーブで火傷してしまったり、人間用の電気カーペットでの低温火傷にも気を付けてくださいね。
12月のお世話の基本
観葉植物に気を付けて、猫が食べると危険な植物は家の中には置かないようにします。また、暖房器具を使う時は、暑くなりすぎないように部屋の扉を少し開けて、猫の逃げ道を作ってあげるのもポイントです。
最後に
私たちが思っている以上に猫はデリケートで、毎月のお世話やケアがすごく大切。元気にスクスク育っていくためには、細かなお手入れを忘れないようにしようね。飼い主さんの気配りで、猫を快適に過ごさせてあげることができるです。
- 愛猫の体臭でお部屋の臭いが気になる…
- 排泄物の臭いが部屋の中に充満…
- 発情期のスプレー行為で悪臭だらけ…
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