こんにちは、にゃんコロネです。
気温が徐々に下がってくる10月中旬からは、猫にも防寒対策が必要になってくるんだ。「猫はコタツで丸くなる」という言葉もあるように、寒さには弱い動物。正しい防寒対策で、温かく過ごすための工夫を紹介します。
目次
猫は自分でも防寒対策をしている
9月~11月頃になると、秋の換毛期と呼ばれる時期があります。これは自分で冬の厳しい寒さをしのぐために、フワフワの下毛を生やしています。保温効果があるので、体温を逃さないようにするための工夫なんです。
人間でいうダウンコートなどと同じ役目です。だけど、これだけではまだまだ不十分。厳しい冬の環境は、風邪をひくこともあるので、飼い主さんの対策で守ってあげる必要があるんです。
猫の防寒対策をしよう
大きく分けると、「室内環境を温かくする」「グッズを利用する」「運動で身体を温める」という対策に分けることができます。最近はグッズを活用する方がとても増えていますが、飼い主さんがやりやすい方法を、まずは試してみましょう。
室内環境を温かくして防寒対策
温かくする場所は、主に寝床と普段よく使っている場所の2か所です。全部の部屋を人の基準で温かくすると、暑くなったときに猫は逃げ場をなくしてしまいます。気をつけながら室内を温かくしてあげましょう。
寝場所に毛布や断熱シートをプラスする
いつもの寝床もさらに暖かくしてあげましょう。毛布を1枚多めに入れて保温効果を高めたり、寝床周りに断熱シートを使ってあげると、冬の寒さをしのげる快適な寝室ができあがります。
毛布はできるだけフカフカのものを用意してあげると、とても気持ちよく眠らせてあげることもできます。
エアコンやストーブで部屋を温める
エアコンは部屋全体を温かくするのに最適です。なるべく他の部屋との温度差が大きくならないようにしましょう。注意することは、部屋の中が乾燥してしまうので、一緒に加湿器も忘れないようにしてあげてくださいね。
ストーブも猫が大好きな道具なのでおすすめです。すぐに近寄ってきますよね。ただ火傷したりヒゲを燃やしてしまう危険があるので、周りに柵をつけたりして危険がないようにしてあげましょう。
グッズを利用する防寒対策
最近ではとても人気が高い方法ですね。かわいいものもあるから、選ばれる飼い主さんが多いんです。
ペット用の電気カーペットを使う
電気カーペットを使うのが最近はとても流行しています。1枚シーツや毛布を上に置いてあげると低温火傷も防ぐことができます。温度調節ができるタイプだと、気温に合わせて最適な環境にしてあげられるので便利です。
使い方は猫の寝床よりも、起きているときによくいる場所に置いてあげることです。寝ている場所は、狭くて熱もこもりやすいので毛布などの方が適しています。
猫用のコタツを使う
冬の定番のアイテムですね。猫にとってもお気に入りになる可能性が高いです。こたつの上で暖かさをお腹で感じたり、中に入って身体ごと温めたりできるので用途も様々です。
注意することは、人間用のコタツは天井が低くて中に入ったときに、背中を火傷しやすいので、猫用のものを使うことです。天井が高いので、火傷の心配を防げて暖かさもちょうど良くなります。
猫用の湯たんぽを使う
お湯を入れて寝床において置きます。ペット用なので、小さいサイズなので寝床がせまくならないというメリットがあります。湯たんぽモコモコのカバーで包んで、猫が好む感触になっているのもポイントです。
注意するのは、猫が引っ掻いたり噛みついたりして中身が出てこないように注意してあげること。あとは時間がたてば冷えてくるアイテムなので、毛布などと併用して温かさを保つ工夫が必要です。
遊ぶ時間を増やして身体を温めてあげる
猫にとっての遊びは、運動になっているので身体を温めてあげるのにとても適しています。もとは野生動物だったので、本当はこの方法で対策をしてあげたいですね。
遊ぶ時間は、1日に15分くらいで大丈夫なのですが、寒い時期には身体を温かく保つために1日に3回~4回くらい一緒に遊んであげます。飼い主さんも一緒に遊ぶといい運動にもなるし、身体もポカポカしてくるのでおすすめです。
温かい部屋だけではなく、涼しい場所も作る
防寒対策は冬の厳しい寒さから猫を守るためにとても大切なことです。だけど注意することは、温かい部屋と一緒に涼しく過ごせる場所も用意しておくことです。
人間と猫では体感温度が違っているので、快適だと思っていても猫からすると暑くなりすぎていることもあります。エアコンなどで部屋ごと温めているときは、必ず扉を少し開けて外に避難できるようにしておくことが大切です。
また、グッズを使う時や運動をしたあとには、身体の水分が奪われてしまいます。水分不足にならないように、いつでも水が飲めるようにしておくことが大切です。
猫風邪に注意しよう
寒い時期には人間と同じように、風邪をひいてしまいます。自分では薬を飲んだり、不快感を払しょくすることができないので、人間よりもはるかに辛いと言われています。
症状としては、咳やくしゃみ、目やにや鼻水といった人と同じように身体にも異変が現れてきます。健康な猫であればしばらく経つと症状が治まってくることもありますが、高齢の猫や子猫だと、自力で治すのは困難です。
ひどいときには、症状が悪化し命を落とすこともあるほど猫風邪は危険です。防寒対策は風邪を引かないためにも大切な飼い主さんの役目でもあるんです。もしも猫が風邪をこじらせてしまったときはこちらも参考にしてくださいね。
ツボを刺激して体温をあげよう
猫にも人と同じように身体の至る所にツボが存在しています。体温UPの効果があるツボもあるのでご紹介します。「老宮」という場所で、前足の一番大きな肉球の近くにあります。
疲れもたまりやすい場所で、血行を改善して全身へ酸素を送り届けることによって、身体を温める効果があるんです。親指を使ってつま先に向かって押してあげましょう。左右を10回くらい押して、マッサージしてあげるだけで体温UPの効果があります。
防寒対策は、こうした猫とのスキンシップでやってあげられることもあります。健康にもいいので、特に寒さが厳しい季節には取り入れてあげると喜んでくれますよ。
最後に
猫の防寒対策は、厳しい冬の寒さを乗り切りためには欠かすことができないんだ。グッズを活用してあげるのもいいけど、猫本来のやり方である遊びなどでも身体を温めてあげるようにしようね。
特に猫風邪は一度かかってしまうと治すのも大変。飼い主さんが寒いと感じたときは、きっと猫も同じように寒がっている。早めの防寒対策が大切だよ。
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