猫のくしゃみの原因!これって病気?くしゃみが多いときの対策方法

こんにちは、にゃんコロネです。

猫って「クチュン!」と可愛らしいくしゃみをすることがありますよね。胸キュンな瞬間でもあるけど、あまりに頻度が多いと「もしかして病気なのかな…」と心配になることも。くしゃみの原因も猫のことだからよく分からないし、どう対策をしたらいいのか迷いますよね。実は猫のくしゃみには正常なものと異常なものがあります。そこで、くしゃみの原因と、あまりに頻度が多いときの対策や予防方法について紹介します。

猫のくしゃみの仕方は人間とは違う

そんなに頻繁にくしゃみをしないので、「えっ!?今のってくしゃみなのかな…?」と疑問に思いますよね。まずは猫と私たちとのくしゃみの違いについてです。

くしゃみの音

個体差がありますが、オスでもメスでも猫の身体は私たちよりずっと小さいです。だから男の人がやりがちな「ハッークションッッ!!」みたいな轟くような力強さはなく、とても可愛らしいもの。音で言うなら「クチュンッ!」とか「クシュンッ!」のようにキュートな感じで例えることができます。あの可愛い見た目で強烈なくしゃみをしたら、こっちが呆然としてしまいますよね。

くしゃみのやり方

大きく違うのがくしゃみのやり方です。私たちの場合はまず鼻がムズムズしてきて、「もうすぐ出る…!」という感覚のときに、短く息を「ハッハッ…」と吸い込みます。そのときに胸が膨らみ、重心がやや後ろによります。そして、くしゃみと同時に首を後ろから前に向かって自然と動かします。このように私たちの場合は縦方向、そして前後の動きなんです。

でも猫の場合は私たちと反対で横方向の動き。首を左右にブンと振って、頭を回転させるようにクチュンとします。私たちがくしゃみをするときも勢い余ってツバが一緒に飛び散りますが、猫も息を吐き出すときの衝撃と、首や頭の回転の効果で思った以上に広い範囲にツバが飛び散ります。だから猫風邪などによるくしゃみの場合は、他の猫に簡単にウイルスが感染するので隔離するなどの対策が必要です。

猫のくしゃみと咳にも違いがある

咳は気管や喉、肺などの異物や乾燥が原因になっている生理現象です。猫が鼻にムズムズした感じや乾燥を感じたら、口を閉じて「フンッ!フンッ!」とやりますし、喉が気持ち悪ければ口を開けながら「ケホッ…ケホッ…」とします。音にもくしゃみと咳の違いがあります。他にも咳をするときの姿勢もくしゃみと違っているんです。

頭を下に降ろして、首を前に突き出すような姿勢だと咳をするとき。私たちでも風邪をひいたり体調を崩したときに出るものが咳なので、くしゃみと違って猫も少し苦しそうにするのが特徴です。

くしゃみをした後の様子

猫のくしゃみは首の動きが横方向なので、広い範囲にツバが飛び散ると同時に鼻水がでることも。私たちでも鼻をかむと思いますが、猫も同じような意味で鼻の周りをペロペロと舐めまわしたり、前足で鼻周りをこするような仕草を見せることが多いです。

正常なくしゃみと異常なくしゃみの見分け方

指を立てるナース(ピンク色の服)

アレルギーの場合もありますが、くしゃみのほとんどはただの生理現象。風邪をひいたり具合がわるければ咳をします。猫も咳をしますが、ほとんど見ることはありません。だから、これは生理現象なのか、身体に異変があるのかをくしゃみから見分ける必要があります。正常な場合はもちろん「かわいい~」で終わらせて大丈夫。だけど異常なくしゃみは病気が原因のことが多いので、対策をして早めに動物病院に連れていきましょう。

正常なくしゃみとは

私たちでも1日生活していれば、1回や2回くらいはくしゃみが出ます。これは猫でも同じことなので、回数や頻度が少なければ過敏に心配する必要はありません。鼻の奥がムズムズして、ホコリや異物を身体の外に出そうとする呼吸器系の生理現象です。くしゃみをした後にケロッといつも通り元気な姿を見せていれば安心です。

  • 埃っぽい部屋にいるとき
  • 毛づくろいのときに、自分の体毛で鼻がムズムズした
  • 暖かい部屋から寒い部屋へ移動したとき
  • タバコや香水などの気に入らない匂いを嗅いだとき
  • 鼻の中にチリなどの異物が入ってしまったとき
  • 水飲みに失敗して、鼻の中に入ってきた

このような場合は一過性のくしゃみなので、数回連続で「クチュンッ、クシュン…」となってもすぐに治まります。猫がくしゃみをする姿は頻繁に見れないので「ちょっとラッキー」くらいに思えます。だからと言ってハウスダストだらけのお部屋、嫌な香りがしている、気温の変化が激しいなどでくしゃみが続くと猫もストレスに感じるので、できるだけ室内環境には気を使いましょう。

異常なくしゃみとは

猫の異常なくしゃみは、アレルギーや病気にかかっているケースがほとんど。もしかしたら病気がかなり進行していることもあるので、ただのくしゃみだと思って見くびらずに早めに獣医さんに相談しましょう。異常なときは次のような傾向があるので、心当たりがあるものは要注意です。

  • くしゃみの回数が異常に多い
  • もう何日も連続でくしゃみを見かける
  • 鼻水や鼻血までいっしょに出ている
  • くしゃみの後に痒そうに目や顔を掻いている

猫がくしゃみをしたら!11のポイントをチェック

虫メガネとcheck

猫は言葉をしゃべらないので、私たちには本当のつらさを知ることができません。そこで大切な愛猫の気持ちを少しでも理解して、病気になっていないかを確認する11のチェックポイントを紹介します。

くしゃみの頻度はどれくらいか

一番にチェックすることは、どのくらいの頻度でくしゃみをしているのかということ。頻度が多いから病気だと決めつけることはできないですが、これを獣医さんに伝えることで症状の重さや病気の種類が分かりやすくなります。

  1. 1日のうち何回しているのか
  2. 連続してするのか単発なのか
  3. 毎日しているのか、それとも数日おきなのか
  4. いつ頃からくしゃみをし始めたのか

目やにが出ていないか

くしゃみを伴う病気には、目やにが大量に出るものがあります。目を開けれないくらいに塞がり、角膜炎や結膜炎にまで発展することも。目に異常が出やすい動物なので、くしゃみをしたら必ずチェックしたいポイントです。もしも目やにが付着していたら、キレイに取ってあげましょう。

熱が出ていないか

くしゃみの原因が病気の場合は、猫も熱が出てしまいます。かなりの高熱になることもあるので、体温の変化にも気を使ってあげたいところ。私たちのように脇腹に体温計を挟んで熱を計ることもできますが、肛門から測定するのが一般的です。

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鼻水や鼻血が出ていないか

くしゃみと鼻水はワンセットのようなもの。クチュンとした瞬間に鼻水がタラッと垂れることが多いです。この鼻水の状態をしっかりとチェックしましょう。獣医さんに正しく伝えることができるようにしましょう。

  1. 水っぽい鼻水か、粘り気があるか
  2. どんな色なのか
  3. 鼻血が出ていないか

特に鼻血は粘膜の傷つきや、副鼻腔炎を発症していることが高いです。

食欲はいつもと変わりないか

私たちだと体調が悪いときはご飯がうまく喉を通らず、おかゆのような柔らかいものを好んで食べるようになります。猫だと少し違っていて、鼻詰まりでキャットフードの香りが分からずに、食欲がガクッと落ちます。だけどしっかりキャットフードを食べて栄養を取らないと、治るものも治りにくくなります。フードを少し温めて、香りを強めてあげるなどの工夫もしましょう。

元気がなさそうにしていないか

猫は人前では決して弱さを見せずに、元気に振舞おうとします。これは野性のころからの習性で、弱さを見せれば自分の命が狙われる危険が増えるからです。これはペットになった今でもずっとその習性が残っています。なので、もしも飼い主さんから見て「なんだか元気がないな…」と感じたら、かなり弱っている証拠です。放っておかずに、すぐに獣医さんに相談して、少しでも症状を和らげる対策をしましょう。

下痢や嘔吐をしていないか

免疫力の低下から下痢や嘔吐をすることも。私たちでもこれだけのことが重なると、しんどさで動くことも億劫になりますよね?言葉をしゃべらなくても、心の中ではものすごく苦しい思いをしています。

目の状態で変わったところはないか

猫のくしゃみの原因になる病気はいろいろありますが、目に異常が見られることがとても多いです。必ず状態を確認しましょう。

  1. 腫れていないか
  2. 充血していないか
  3. 涙がいつもより多くないか
  4. 目はしっかりと開いているか

よだれを垂らしていないか

口元が緩くなっていて、よだれを垂らしていないかも見てあげましょう。くしゃみをしたときの衝撃で唾液が垂れているだけならいいのですが、過剰に唾液が分泌されて口からあふれ出していることもよくあります。

口や唾液から異臭がしていないか

口臭や唾液も大切なチェックポイントです。私たちでも病気のときは口の臭いがきつくなります。細菌の影響によるもの、口の中の渇きが臭いのもとを作ります。今まで特に気にならなかったのであれば、病気が原因になっていることも。

水を飲み過ぎていないか

猫風邪などが原因のときは口の中が乾燥するので、いつもより水を多く飲む傾向があります。もちろん飲み過ぎは下痢や軟便になり、お腹もタプタプに。身体がそれだけ水分を欲しているサインですので、お部屋の保湿をしてあげましょう。

猫のくしゃみの原因となる病気とは?

大きな目の猫

何日もくしゃみが止まらないときに「どんな病気にかかっているのか?」が心配です。猫のことだから、余計に不安な気持ちになりますよね。そこで、くしゃみを伴う病気にどんなものがあるのかを紹介します。

猫風邪

猫風邪は「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫クラミジア感染症」の大きく3つに分けることができます。人間の風邪のような症状のほかに、結膜炎や口内炎も一緒にできてしまうことがあります。くしゃみをしたから必ず猫風邪ではありませんが、鼻水や熱、目やにも出ていればウイルスに感染している可能性は高いです。猫風邪についてはコチラの記事でも詳しく紹介しています。

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鼻詰まりによる食欲不振、また対策が遅れてしまえば慢性化することも。とくに子猫は身体の免疫力が低いので侮れない病気です。

猫クラミジア感染症

猫風邪のなかでも人にもうつる可能性があるもので、免疫力が低い1歳未満の子猫がかかりやすいです。私たちが風邪をひいたときと同じような症状が出ます。代表的な症状は次に紹介する3つのものです。

  • くしゃみや鼻水
  • 高熱が出る
  • 大量のべたつく目やに

もっと症状が進行してしまうと、結膜炎や呼吸器系の炎症を起こすこともあるほど危険な猫風邪です。ウイルスの感染力も強く、多頭飼いをしているなら猫同士を隔離しないとあっという間に感染します。この病気の治し方は、症状が出やすい目や鼻に、クラミジアに効果的な抗生物質を使うのが一般的。ワクチンもあるので、できるだけ感染前に予防をしましょう。

猫カリシウイルス感染症

クラミジアと同じように、私たちが風邪をひいたときと同じような症状がでます。それに加えて、口の中にも潰瘍や水疱ができることが特徴的です。なので、次に紹介するような症状も合わせて見られます。

  • 食欲が出ない
  • 口内炎や舌炎ができる
  • よだれがたくさん出る
  • 口臭がきつくなる

免疫力が低い1歳未満の子猫の感染が心配で、症状も悪化しやすいです。肺炎になり、ひどく衰弱することも。感染ルートのほとんどは、ウイルス混じりの空気を吸ったことによるものです。ただ、感染力がとても強いウイルスなので、飼い主さんの洋服や皮膚にくっついたカリシウイルスからうつることもあります。

空気が乾燥している冬に活発になるので、免疫力が低いとあっという間にウイルスのターゲットに。幸いなことにウイルスの潜伏期間は1日~2日で、症状は猫風邪の中でも軽めです。だから早めに獣医さんに相談すれば2週間くらいで回復します。ただ、一度感染すると症状は出なくても、ずっとウイルスを保有し続ける可能性もあり、キャリア状態になってしまうことも。

猫ウイルス性鼻気管炎

インフルエンザのように強い感染力が特徴で、猫が垂れ流すよだれや鼻水からも他の猫へうつります。感染経路もたくさんあって、飼い主さんにくっついたウイルスからもうつります。食欲が出なくなることをはじめ、発作性のくしゃみや咳が特徴的です。涙がたくさん出てきたり、目やにで目が塞がったり、鼻詰まりや鼻炎にも注意が必要。

ワクチンで予防できるので、健康診断は半年に1回は受けておきましょう。くしゃみだけでも猫は苦しいのに、症状が重たくなると角膜炎や結膜炎まで引き起こすことがあります。一過性の高熱にも悩まされるので、体温チェックも欠かせません。潜伏期間は2日~10日ですが、1回感染すると神経にウイルスを保有するのでキャリア状態になります。せっかく回復しても、免疫力が落ちたときに再発することがあり、一生つきまとう病気になることも。乾燥が大好きなウイルスなので、冬場はとくに要注意です。

猫免疫不全ウイルス感染症

ウイルスの感染力は低いですが、症状はとても重たいです。ウイルスをもった猫との交尾や、ケンカで引っ掻いたり噛みついたりすることで感染します。猫のエイズなので、完全に回復することは難しい難病です。これは、病気が進行していく過程で風邪のような症状が出てくるので、そのときにくしゃみが出ます。去勢手術をしておらず、自由に外に出ることができるオスが要注意です。

「急性期」「無症候キャリア1期」「持続性全身性リンパ節症期」「エイズ関連症候群期」「エイズ期」の5つのステージがあります。「急性期」で下痢や食欲不振、リンパ節の腫れなどが初期症状で現れますが、一時的で症状も軽いので見落としやすいです。ほとんどはかなり進行した、「エイズ関連症候群期」のときに病気が疑われます。このときに鼻炎にもなりやすく、くしゃみが出ます。

クリプトコッカス症

聞きなれない難しい病名ですが、感染症の1つでクリプトコッカスというカビの感染によるものです。猫から私たちにうつることはありませんが、私たちでも直接感染することがあります。愛猫の行動範囲にウイルスが潜んでいるのは間違いないので、飼い主さんも十分に気を付けましょう。ハトの糞にたくさんのクリプトコッカスが潜んでいます。

感染した直後はほとんど症状もないので、飼い主さんでもまず気が付きません。肺に感染し、身体の他の部分に広がっていくときに、はじめてくしゃみやネバついた鼻水が出ます。もちろん元気もなくなっていくし、キャットフードを残すことも多くなります。もっと症状が進むと、顔や肉球にかためのしこりができます。猫との触れ合いのときに気が付くことも多いです。

鼻炎

鼻炎はウイルス感染の場合もありますが、花粉やハウスダスト、ホコリによるアレルギーが原因の場合もあります。私たちでも花粉症に悩まされる方はとても多いですよね?水っぽい鼻水やくしゃみ、目やにが代表的な症状で、ワクチンを打てば簡単に対策できます。

症状そのものは軽いですが、ひどいときは鼻水にネバツキが出てうまく呼吸をすることができなくなり、息苦しそうにすることがあります。鼻炎は慢性化しやすいので、キャットフードの香りが分からずに食欲不振になることも。栄養バランスも乱れやすくなるので、他の病気の引き金にならないように注意しましょう。

副鼻腔炎

鼻炎にすごく似ていますが、別の病気です。鼻の奥のほうにある「副鼻腔」が炎症を起こして鼻水やくしゃみが出ます。もちろん鼻炎が進行して副鼻腔炎になることもあります。炎症で猫のスッとした鼻筋が盛り上がることもあるので、早めに獣医さんへ相談しましょう。連続してくしゃみをすることもあるし、鼻呼吸ができないので口呼吸になり食欲の低下から栄養バランスを崩すことも。

歯周病

歯周病は口の中に起こる異常ですが、くしゃみの原因になることもあります。驚くことに歯周病が進行すると、歯を支える骨がちょっとずつ溶けていくんです。そうなると、鼻までつながる細い管ができて、その中を口から吸いこんだ雑菌が通り、膿と一緒にくしゃみが出てしまいます。歯周病は私たちにも馴染みが深いですが、予防するためにも定期的な歯磨きをしましょう。

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アレルギー

花粉やハウスダストだけでなく、ノミやダニアレルギーもくしゃみや鼻水がでる原因です。猫の生活環境によってアレルギーも持ちやすくなります。症状が軽いので放っておきがちですが、対策をしないとずっと苦しい思いをさせることになります。

猫のくしゃみの原因が病気のときは治療が大切

聴診器をお腹に当てた猫

病気によるくしゃみは私たちではどうすることもできず、獣医さんに相談して治療をするしか方法がありません。市販でも猫用に薬が販売されていますが、猫のためを思うと下手に与えない方が賢明です。くしゃみを止めるためには、病気から改善しないといけないので、検査と治療を受けさせてあげましょう。

代表的な検査内容

動物病院に行けばいろんな検査を受けることができます。何の検査かよく分からないものから、私たちにもなじみ深いものまで様々です。まずは猫がくしゃみをしたときに受ける、代表的な2つの検査を紹介します。

血液検査

病気になっているかどうかを手っ取り早く調べるために、血液検査をするのが一般的です。猫風邪なのかどうか、アレルギーは持っているかどうか、病気にかかっているかどうかなどを調べることができるので、くしゃみの原因もこれで特定しやすくなります。

レントゲン検査

もしも鼻炎や副鼻腔炎の疑いがあるなら、レントゲン検査で鼻腔内を確認します。鼻詰まりも見ることができるし、身体の内部の異常を発見することができます。

代表的な治療の方法

気になるのは、「どんな治療をするんだろう?」ということ。原因によって治療方法が変わるので、決めつけることはできないですが、代表的なものが2つあります。

消炎剤、点眼薬、点鼻薬

治療とは少し違いますが、症状を抑えるために消炎剤や点眼薬、点鼻薬を使うことが一般的です。猫風邪やウイルスを直接やっつける薬がないので、このようなものを使って緩和させます。

インターフェロン

インターフェロンというのは、簡単に言うと免疫力を高めるためのもの。くしゃみを治すというよりも、免疫力を高めて病気に負けない身体にするためのものです。

くしゃみの原因は猫の年齢によっても変わる

飼い主さんの愛猫の年齢によって、とくに気を付けたい病気があります。猫のライフステージは子猫、成猫、老猫に分かれるので、それぞれで何に注意するべきかを紹介します。

子猫で気を付けること

元気に見えても身体が小さな子猫は、免疫力がまだまだ低いです。だからちょっとしたことでも病気にかかるので、ウイルスや感染症によるくしゃみに注意が必要。自由に外に出ることができるのなら、感染ルートは室内飼いよりも圧倒的に多いです。その分、猫風邪や副鼻腔炎などにもなりやすいので、ワクチンの摂取は欠かすことができません。

成猫で気を付けること

成猫で気を付けるべきことは、歯周病によるくしゃみです。キャットフードも勢いよくモグモグ食べるので、歯磨きをしないと歯垢が溜まりやすいんです。毎日する必要はありませんが、できるだけ定期的に歯を磨いてあげて、歯周病を予防しましょう。そうすればくしゃみの原因を1つ減らせます。

老猫で気を付けること

老猫で気を付けたいのは、子猫と同じくウイルス感染症です。運動量もガクッと減るので、元気に動きまわっていた成猫時代に比べて免疫力が落ちています。だからウイルスにも感染しやすいので、子猫と同じように気遣ってあげましょう。

くしゃみをしたときに守るべき2つのこと

ただの生理現象でも病気が原因のくしゃみでも、猫ちゃんのために守ってあげたいことがあります。それが「キャットフードの与え方」と「他の猫から隔離する」こと。具体的にどのようにすればいいのかをお伝えします。

キャットフードの与え方

ただの生理現象で鼻水もなければ大丈夫ですが、ほとんど鼻詰まりを起こしており、キャットフードの香りが分かりません。食欲が落ちることが多いので、フードを少し温めて香りを強めたり、近くに持っていき食べさせてあげるなどの配慮をしましょう。くしゃみの病気が原因なら、免疫力をこれ以上下げないためにキャットフードを食べることが大切です。

他の猫から隔離する

多頭飼いをしているのなら、くしゃみをした猫を他の猫から離して感染させない工夫が必要です。猫風邪などのウイルスは感染力がとても強いので、あっさりと他の猫も苦しめてしまうことになります。もしもそうなってしまったら、病気をうつしてしまった猫ちゃんも心の中では自分を責めたくなるはず。そうならないためにも、治るまでは必ず隔離するようにしましょう。

それに他の猫ちゃんから離したほうがゆっくりと休めるので、症状も早く治まりやすいです。完全に隔離することは難しくても、ケージに入れたり、静かに過ごせる場所を作りましょう。

猫のくしゃみの対策と予防方法

指を立てるナース(白い服)

猫のくしゃみを放っておくと鼻炎や副鼻腔炎になることがあります。そうなってしまうと可哀想ですよね。簡単にできる対策や予防方法があるので、できることをやってあげましょう。

ワクチンを打とう

生理現象のくしゃみには全く意味はありませんが、くしゃみの原因になる病気を予防できます。とくに子猫のときから辛い思いをさせないためにも大切です。猫風邪などのウイルスはこれでほとんど防げます。ペットショップで飼った猫、拾った猫、譲り受けた猫に関わらず、健康のためにも定期的にワクチンを打ちましょう。

お部屋の中をキレイに保つ

お掃除好きであればいいのですが、毎日お部屋をキレイに保つのはなかなか難しいです。でも猫が大好きなカーペットやじゅうたんの上、床にはホコリやハウスダストがいっぱい。空気中にもたくさん舞い上がっているので、キレイに掃除をすれば鼻炎やアレルギーを防ぐことができます。とくに家具の隙間などはホコリが溜まりやすいです。

また、ゴミやホコリだけでなくノミやダニといった微生物にも注意が必要。猫は私たちより顔が床に近いので、不純物を身体の中に吸い込みやすいです。掃除機やコロコロを上手に活用して、空間をキレイにしてあげましょう。ただ掃除をするというだけでも、鼻炎やアレルギーといった一番のくしゃみの原因を予防できるので効果は絶大です。

空気清浄器を使う

空気中に舞い上がるハウスダストをなくすというのは難しいですよね。そこで役に立つのが空気清浄機です。できれば加湿器の機能が付いているものがベストです。空気中の水分がホコリに付着して、舞い上がりをなくすことができます。それに加湿をすれば喉や鼻の乾燥も防げるし、ウイルスの発生も減らすことができます。湿度が低いとウイルスも強力なので、なるべく50%以上にお部屋の中を保ちましょう。エアコンをよく使うのであれば、濡れタオルを部屋にかけておくだけでも随分変わります。

ブラッシングをする

ブラッシングはできるだけ毎日の日課にしましょう。体毛に付いたホコリやウイルス、ノミなどを落とすことができるし、不要な抜け毛を取り除けるので毛球症対策にもなります。キレイに体毛をキープできれば、猫がグルーミングをしたときに身体の中に不純物が入ってしまうことも防げます。ブラッシングのやり方も覚えておきましょうね。

こんにちは、キャットシッターにゃんコロネです。 猫の定期的なケアとして欠かせないブラッシング。だけど猫の性格によって、ブラシを見た途端に逃...

シャンプーをする

シャンプーをすると猫ちゃんの身体をキレイに保つことができます。身体に付いたウイルスやホコリ、ノミ、ダニ、抜け毛もキレイさっぱり。とくに自由に外に出る猫なら定期的なシャンプーをしましょう。ただ、猫の性格によってはシャンプーをとても嫌がることがあるので、水がいらないシャンプーを使うなどの対策も必要です。

猫との生活で、どうすればいいのか実際によくわからないのがシャンプーのやり方。人間と同じようにしていいのか、何か注意点はあるのか、などいろ...

完全に室内飼いにする

自由に外に出してあげると、たくましく、そして猫らしく育ちますが、危険も多いし何より病気になる可能性がとても高いです。ウイルスや感染症は、自由に外に出ている猫のほうが圧倒的にかかりやすいので、くしゃみも出やすいです。それに外の世界には猫に危険な植物もあります。それが原因で炎症になることも。大切な猫のためにも、できるだけ完全室内飼いにするほうがおすすめです。

鼻掃除をこまめにおこなう

こまめに鼻掃除をするのもくしゃみの予防に効果的です。鼻水や鼻くそが溜まると、どうしてもムズムズするので、鼻の周りを前足で掻く仕草が増えてしまうんです。このときに自分の体毛のせいでくしゃみをすることもあるし、前足に付いたハウスダストやホコリでアレルギーにもなりやすい。猫用のウェットティッシュなどでやさしく鼻掃除をしましょう。

キャットフードを見直す

毎日のキャットフードがくしゃみの原因になっていることも。注意が必要なのは「アレルゲン」や「添加物」です。とくに穀物類は猫がアレルギーを持ちやすいです。小麦やトウモロコシが使われていない、無添加のキャットフードにすることで、あっさりとくしゃみが治まることもあります。

最後に

猫のくしゃみの原因は鼻炎やアレルギーが問題になっていることがほとんどです。ハウスダストや塵、ホコリなどの生活環境がくしゃみを引き起こしているんです。もちろん病気が原因になっているくしゃみもあるので、正常なくしゃみと異常なくしゃみを見分けてあげる必要がありますね。

 

「クチュン!」という猫のくしゃみはとても可愛らしくて癒されるけど、油断することができないこともあります。元気がなさそうに見えたり、他にも症状が出ていればそれは危険な病気のサインかもしれません。簡単にくしゃみ対策や予防をすることもできるので、大切な愛猫のためにできることをやってあげましょうね。

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