こんにちは、キャットシッターにゃんコロネです。
猫の目やには放っておくと、目が開かなくなったり、涙焼けになるのが厄介ですよね。私の愛猫「ごま吉」も目やにが良く出るので、心配…。
だから、気が付いたときは丁寧にケアすることが大切なんです。
そこで、猫の目やにの取り方を紹介します。頑固にこびりついて取れない目やにを簡単に取り除くテクニックも知っておきましょう!
猫の目やにを取る前に!注意点を抑えよう
猫の目の周りはすごくデリケートだから、特に扱いには注意が必要!
私たちもそうだけど、目の前に何かが接近すると思わず目をつぶったり、避けようとしたりしますよね。これ、猫も同じだから、細心の注意が必要なんです。
それに、身体の他の部位と違って、染みて痛いときもあるし、ヒリヒリしやすい。
慣れれば平気な猫ちゃんは多いけど、実はけっこう怖いことなんですよね。だから、必ず注意点を守って目やにを取らないといけないんです。
コットンのような柔らかく優しい素材を使う
これ、1番大切なところになるので、必ず守りましょう。猫の目やにを取るときは、コットンのような肌に触れても優しくて、柔らかい素材のものを使います。
脱脂綿やペット用のウェットティッシュでもいいですね。
反対に良くないものは、ティッシュ、綿棒、タオルなどの繊維が荒いものです。
ティッシュは水気に弱いから、目の周りにベチャッと付きやすい。綿棒は取りやすいけど、猫の目に刺さったときが怖いです。
結構、目やにを取る時は暴れやすいから、気を付けた方がいいです。あと、タオルはダメな訳ではないけど、繊維が荒い素材なので、目の周りや眼球を傷つけやすいんです。
目を怪我すると、それが目やにの原因になって逆効果になるから、使うものは気を使う方が良いですね。
ココに気を付ける!
私たちが使うウェットティッシュは、アルコール成分が強いから猫に悪影響になりやすいです。
ウェットティッシュを使う時は、必ずペット用のものを選びます。それだと、目やにの他にも耳の中、鼻、身体拭きにも使えるから、意外と重宝します。
極端に嫌がる、痛がる素振りを見せたら中断する
猫に目やにが出るのは自然現象のものが多いけど、眼球に傷がついていたり、病気の影響かもしれない。
もしそうなら、触られるのを嫌がるし、痛がってジタバタします。
それに、下手に触るとバイ菌が猫の体内に入ることだってあるんです。すぐに目やに取りを止めて、獣医さんに相談をした方がいいです。
必要なときはエリザベスカラーも付けてあげましょう。猫ちゃんの身体のことを第一に考えて、目やにを取る前に、外傷や病気の症状を治す方が先決ですね。
コットンはぬるま湯で湿らせる
例えば温泉に行って、いきなり水風呂にバシャーンと入ると、心臓が止まりそうになるくらいにビックリしますよね。悪寒が走って、ブルブルっとなります。
これ、猫も同じです。
猫の身体がいくら体毛で覆われていても、冷たいものは冷たいし、熱いものは熱い!それに目の周りは毛も少なめだから、敏感なんです。
極端に冷たい水や熱いお湯を使うと、垂直飛びするくらいにビックリするんです。
猫も可哀想だし、びっくりしすぎて反射的に攻撃される危険もある!だから目やにを取る時は、必ずぬるま湯でコットンを湿らせることが大切です。
ちなみに、目安の温度は猫の体温より少し低いくらいが良いです。35~37℃くらいにしてくださいね。
ちなみに、ごま吉の場合はこの温度感が気持ちいいのか、慣れると目やにを取られるのを気持ちよさそうにしています。
それくらい、温度には気を使った方がいいということですね。
力加減に気を付けよう
猫の目の周りは毛も薄いし、デリケートな場所なんです。だから強い力でゴシゴシこすると赤くなって、腫れが引かなくなることもあるんです。
私たちも目をこすり過ぎたら、余計に痒さが増してきますよね。目の周りも赤くただれる…。
目って可愛さを決める大事なところでもあるから、これは本当に気を付けた方がいいですね。力任せにゴリゴリすると痛いし、猫にも嫌われちゃうかもしれないので。
ごま吉も力任せは嫌がるけど、ソフトタッチだと身を委ねてくれる!猫が痛がることをしないというのも忘れたらダメですね。
どうしてもこびりついて取れないときは、簡単に取るテクニックも後で紹介するので、その方法を試してみてくださいね。
必ずペット用の消毒液を使う
これは、目に外傷があるなどで、消毒液を使う必要があるときに気を付けることですね。もちろん、私たち用の消毒液は使わないことが大事!
普通はぬるま湯を使えばそれで十分です。
ペット用の消毒液は、ペットショップにも販売があるし、インターネットでも買えますよね。もしも間違えて、人用のものを使うと、成分が合わないことがあるんです。
皮膚が荒れたら可哀想ですよね。間違った使い方をしないようにしましょう。
猫の目やにの正しい取り方を覚えよう
猫の目やには正しいケアをしないと、目の周辺の体毛が変色する涙焼けになったり、怪我の原因にもなるし、目が開かないということにもなってしまう…。
綺麗な目というだけで、それだけでイキイキと活発に見えるからいいですよね。そのために、正しい目やにのお手入れ方法を実践しましょう。
猫の目やにが多い、毎日出るという場合は、他のケア方法もあります。こちらの記事も見て、猫ちゃんにピッタリ合う方法を選んであげましょう。
猫の目やに取りに必要な道具を揃えよう
まずは、必要なモノを準備しておくとスムーズです。次に紹介するものがあるとすごく便利です。
カンファペット
ペット用の瞬間消臭剤ですが、除菌効果も兼ね備えていて、身体のケアにも使えます。これ1つあれば消臭、除菌、身体のケアなど、オールマイティに活躍するので、必ず用意しましょう。
コットン
目やにを取り除くときに使います。脱脂綿でも大丈夫です。
ぬるま湯
コットンを湿らせるために使います。35~37℃のぬるま湯が猫にとって丁度いい温度感です。
目やにの取り方の手順
上手にケアをするには、何もより手順が重要ですよね。敏感な目の周りのケアだから、なるべく慎重に、そしてスムーズさが必要です。
猫と一緒に過ごすと、何回も経験することなので、やり方をマスターしておくといいです。
手順1、手をしっかりと洗う
いつも手洗いをして清潔にしていれば大丈夫です。猫の目にバイ菌が入らないように気を付けます。
石鹸とかハンドソープで水洗いして、仕上げにアルコール消毒で除菌をすると完璧です!これだけやれば素手で目に触れても安心ですね。
手順2、猫をリラックスさせる
目やに取りの上手くいかない原因の9割くらいは、これがうまくできていない!
いきなりのことだと、猫も身構えるんです。だから、警戒して逃げたり、猫パンチで反撃したりする。
たくさん遊んでご機嫌な状態にしたり、撫でるなどで気持ちを落ち着かせてからがいいです。受け入れてくれる状態をしっかりと作りましょう。
手順3、コットンにぬるま湯を染み込ませる
猫の気持ちが十分に落ち着いたら、さっそくコットンをぬるま湯で湿らせます。(ここでカンファペットを使っても大丈夫です。)
コットンの大きさは、私の経験だと5cmくらいあるとやりやすいですね。コットンがベチャベチャにならないくらいに、ぬるま湯で湿らせてください。
手順4、猫の身体と頭を固定させて上を向かせる
この手順も結構大切なところです。
後ろから猫の身体と頭を固定させて、頭だけを上に向かせます。こうすれば、少しくらい猫がジタバタしてもうまく目やにが取れるんです。
飼い主さんの膝の上に乗せるなら、仰向けにすると取りやすいです。ちなみに私はごま吉の目やにを取る時に、台の上に乗せてからやっています。
高いところに登ると暴れなくなるから、これが1番やりやすいですね。
手順5、目頭から目尻に向かい、目やにを取る
目やにを取る時のポイントは、目頭から目尻に向かって取ることです。反対にすると、不思議なことに目やにが目の中に入ってしまうんです。
これだと意味がない!目やにって不純物だから、猫にも良くないですね。だから、ココは守るようにしましょう。
この手順を両目ともやります。
手順6、溢れたぬるま湯を拭きとる
いよいよこれが最後の仕上げです。染み出たぬるま湯を、綺麗なコットンで拭きとってあげましょう。
この時に、コットンにカンファペットを染込ませるんです。
除菌もできる優れものだから、最後の仕上げにはピッタリ!猫の目の周辺で汚れた部分も綺麗になるし、清潔感も出せます。
紹介した手順を試してみて、猫ちゃんが暴れたりしてどうしても取らせてくれないときは、こちらの記事も見てみましょう。
別のやり方でもケアをすることができます。
固まった目やにを取るテクニックを紹介
サラサラの目やにだと簡単に取れるけど、固まってしまうと濡らしても全然取れないんですよね。
ごま吉は実は飼い始めたときには、すでに目やにが固まったところがあって、取るのに少し苦労したんですよね。
これは本当に手ごわいボス的な存在です!
これ、どうするのかというと、コットンにカンファペットを染込ませて、目やにをポンポンと軽く叩きます。
目やにに水気を染込ませるイメージですね。そしてこのまま3分くらい時間を置くだけ。
そうすると徐々にふやけてくるから、ポロっと取ることができます。時間を置くというのがコツです。
カップラーメンの原理に似ていて、お湯を注ぐと麺が柔らかくなるのに似ていますね。
水気を含んでいても、こするほどに猫は痛がるだけでうまくいかない。固まった状態で無理に拭き取るから、苦労するんです。
だったら、1回染込ませて時間をおいて目やにをふやけさせる。
たったの3分という短い時間を使うだけで、猫も嫌な思いをしないし、飼い主さんの苦労もなくなるんです。
是非このテクニックは覚えておきましょうね。
最後に
猫の目やにはしっかりケアしないと、目が開かなくなったり、涙焼けの原因にも繋がってしまうのが怖いところ。
でも、取り方はすごく簡単で、固まって取れないものも、ふやかせばポロっと取れるようになるテクニックがあるんです。
目は可愛さを決める大切な部位だから、飼い主さんがケアをしてあげましょう。
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