猫の爪切りの種類!使いやすいおすすめは?使い方や選び方を比較

こんにちは、にゃんコロネです。

猫の爪切りは飼い主さんが定期的にやってあげるべき大切なお手入れ。だから道具にはこだわりを持って選びたいものです。使いやすいもの、持ちやすいもの、切りやすいもの、デザイン性など人によって重視するポイントは様々です。

そこで、猫の爪切りの種類とそれぞれの使いやすさやおすすめポイントについて紹介します。それぞれのメリットやデメリットも比較するので、愛猫と飼い主さんの双方に良いものを選びましょう。

猫の爪切りは大きく3種類

最初にどんな種類の爪切りが販売されているのかを紹介します。大きくは「ギロチン型」「はさみ型」「ニッパー型」の3種類に分けることができて、それぞれにメリットやデメリットが存在します。見た目も違うし使いやすさ、切れ味、猫に与えるストレスにさえ違いが出てくるので、慎重に選びたいですね。

ギロチン型の爪切りの特徴

何だか怖いネーミングですが、人気も高い爪切りの1つ。トリマーさんや獣医さんも愛用することが多いので、どちらかと言えばプロ仕様のものです。持ち手のところはハサミのように指を入れるタイプのものやハンドグリップのように握るタイプのものがあります。プロ仕様とはいっても慣れれば使いやすさは抜群なのが特徴です。

使い方

切り口のところに丸っこい穴が開いています。ここに猫の伸びた爪を入れてカットします。ギロチンの型によって少し使い方が違ってきますが、はさみを使う時の要領、もしくはハンドグリップを握る時のようにすれば大丈夫です。

メリット

プロも活用するくらいなので、猫にも飼い主さんにもメリット十分。ギロチン型の爪切りのいいところを紹介します。

爪が割れにくい

ギロチンタイプは形の特性上、猫の爪に対して均等に力が加わります。だから切り口もキレイになるし、爪にもひび割れが起きにくいです。大事なチャームポイントだからこそ、キレイに切ってあげたいという飼い主さんに向いています。

猫へのストレスが少ない

私たちでも爪切りのときは「パチン、パチン」という音が出てしまいますよね。そんなに大きな音じゃなくても、この音が苦手な猫は多いです。だけどギロチン型はほとんど無音で爪切りができます。ストレスになりにくいのは大きなメリットですね。

デメリット

多くの飼い主さんが愛用しているギロチン型の爪切りでも、デメリットは存在します。選ぶときはココもしっかりと押さえておきましょう。

巻き爪だと使いづらい

爪が伸びすぎると先っぽがクルンとカールしたように、巻き爪になってしまいます。ある程度シュッとまっすぐしていないと、穴に通しにくいです。お手入れをサボりがちだという飼い主さんには少し不向きです。

成猫にはあまり向かない

ギロチンタイプはどちらかというと子猫向きです。成猫だと爪が太く成長しているので、使えないということもしばしば起こります。猫が十分に育っているなら、念のために別のタイプを選ぶべきでしょう。

穴に爪を入れにくい

プロ仕様というだけあって、初めて挑戦する人には少し扱いづらいことも。猫は爪を切るときに暴れ出すことが多いので、上手に穴の中に通すには慣れも必要です。下手をすると深爪して出血することがあるので注意が必要です。

はさみ型の爪切りの特徴

私たちが日常的に使うはさみとほとんど同じ形で、使い方も似ています。これも人気が高い種類の1つです。特にご高齢の飼い主さんが好んで使う傾向があります。

使い方

私たちがいつも使っているものとすごく似ていますが、大きな違いが一つあります。それが刃の部分に半円状に欠けた部分が付いていること。ココに伸びた爪が当たるようにして使います。後はいつもハサミを使う時の要領でチョキンとカットするだけです。

メリットは圧倒的な安心感

はさみ型は昔から人気も高いロングセラー商品。使いやすさやなじみ深さが3つの種類の中で断トツに優れています。初めての爪切りで不安、不器用だから使い慣れたものを使いたいという飼い主さんからの指示は圧倒的です。ストッパーが付いていて、一定の長さで切れるように改良されたものも多いです。

デメリット

圧倒的な使いやすさがある一方で、デメリットもやはり存在しています。ココを知っておくのはとても大切です。「本当はこんなはずじゃなかったのに…」とならないように注意してくださいね。

猫のストレスになりやすい

爪を切ったときに「パチン、パチン」という音が出てしまうので、これが猫へのストレスになります。普段の生活の中でも掃除機や洗濯機の音に敏感な猫ちゃんには不向きで、嫌な思いをさせてしまうことに。

深爪やひび割れになりやすい

はさみ型は刃が交差しているという特性上、表面が湾曲した猫の爪に対して横方向に力が入ります。だから加工が施されたものでないと、ヒビや亀裂が入ることも。それに、もしも猫が暴れ出したら手元が狂って深爪にもなりやすいです。キレイにカットをしたいなら、ギロチン型かニッパー型を選びましょう。

それなりの力が必要

分厚いものをハサミで切ろうとして指が痛くなった経験はありませんか?これもハサミであることに違いはないので、それなりに力もいります。お手入れをサボりがちだと、爪に厚みも出てくるので、サクサク切れる感触は少ないです。ストレスフリーにお手入れをしたいなら、別のタイプの爪切りがおすすめです。

ニッパー型の爪切りの特徴

個人的にはニッパー型の爪切りが大好きです。工具のニッパーと似た形で、持ち手がハンドグリップのように太くなったものや、女性でも握りやすいように細目に設計されたものもあります。最近は人間用の爪切りもこのタイプは人気が高いですよね。使いやすさもあるので人気が急上昇です。

使い方

使い方はとても簡単で初心者におすすめできます。穴に爪を入れる手間もないので、切りたい部分を刃で挟むようにして持ち手を握るだけというお手軽さ。細かい部分を切るときは、刃の先のほうを使って形をキレイに整えます。固い部分を切るときは刃の根っこのほうを使えば切りやすいです。

メリット

注目を集めているだけあって、人気の秘密がたくさんあります。何が飼い主さんに気に入られているのか、その秘密を紹介します。

高いデザイン性

ギロチン型、はさみ型と比べて高いデザイン性があります。見た目の良さ、フォルム、使いやすさ、握り心地などしっかりと設計されて作られているものが多いので、飼い主さんの好みの爪切りがきっと見つかります。

サクサク切れる

ニッパータイプの爪切りはとても高い切れ味があるので、女性でも使いやすいということ。ストレスなくサクサクと切れるし、太い爪でもほとんど力を入れる必要がなくお手入れをすることができます。とくに女性の飼い主さんにはおすすめできます。

巻き爪でも切りやすい

小回りがきくので巻き爪でも切りやすいという特徴が。それに爪の形もキレイに整えることができるので、手先が器用な人、こまめにケアをしたい人にはニッパー型のメリットを十分に発揮できます。

音がほとんど出ない

ニッパー型だとほとんど音を出すことなく爪切りができます。大きな音にビクつく猫ちゃんでもこれなら安心して使うことができます。

デメリット

ニッパー型の爪切りはとても切れ味がよいので、深爪や間違ってクイックまで切らないように注意する必要があります。爪切り前には必ず猫をリラックスさせておきましょう。正しい爪切りの手順を紹介した記事があるので、読んでみてください。

こんにちは、にゃんコロネです。 猫は私たちと同じように爪が伸びる動物です。一緒に暮らしていると、遊んでいる時なんかに爪が皮膚に刺さって、ち...

猫の爪切りの選び方!使いやすいおすすめは?

かわいい愛猫の爪を切るのは飼い主さんの大切なケアの1つ。だから選び方にはこだわりを持つのがいいですね。どんなことに気を付けて選ぶべきか、そのポイントをお伝えします。最高の道具で正しいお手入れをしてあげましょうね。

<ギロチン型を選ぶのはこんなとき>

  • 爪切りに慣れている上級者
  • まだ成長途中の子猫
  • キレイに爪切りをしたいとき

ギロチンタイプの爪切り

商品価格:2,376円(税込み)

 

<はさみ型を選ぶのはこんなとき>

  • 手先が不器用で使いやすいものがいい人
  • なじみ深いものを使用したいとき

 

カーブ爪切り

商品価格:1,058円(税込み)

 

<ニッパー型を選ぶのはこんなとき>

  • オシャレなものを使いたいとき
  • 爪をキレイに整えたりカットしてあげたい
  • 猫にストレスを与えたくない
  • 巻き爪を切りたいとき
  • サクサクと簡単に爪切りをしたい

ペットネイルクリッパー

商品価格:1,340円(税込み)

最後に

猫の爪切りは大きく3種類あるから、どれを愛猫のために選ぶかが大切です。飼い主さんが使いやすいもの、気に入ったものが一番だけど、間違った選び方をすると上手に爪を切ることができません。ギロチン型、はさみ型、ニッパー型のどれが適しているのか、メリットとデメリットを比較してみましょう。

迷ったときはニッパー型にしておくと失敗が少ないです。小回りが利くし猫の爪もキレイに整えることができる。しかも愛猫にもストレスを与えることがないのでおすすめです。定期的なケアになるので、長く愛用できるものにしましょうね。

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