猫でいうシニアの年齢は何歳から?老化したら気を付ける家の中のこと

こんにちは、にゃんコロネです。

ずっと長いこと猫を飼っていると、「年齢が何歳だとシニア?」って気になったことないですか?私あるんですよね。実家でおばあちゃんが猫をなでなでしてるときに何となく気になったんだよね。ちなみに実家の猫の名前は「とら猫」ね。

シニアになる年齢は

人間でいうとシニアの年齢は一般的に60歳からですね。シニアパスポートとかもありますよね。中には65歳からとか70歳もありますが。

 

猫の場合も人間と同じで、何歳からシニアという決まりはないんです。ただ一般的には8歳からがシニアと言われます。このころから、老化現象が出やすくなるんです。人間とは違って、年を重ねるスピードが速いので、いつの間にか幼い子猫の時とはちがう様子が現れることだってあります。飼い主は注意して観察しておきたいですね。

 

もちろん老化が進むと、いろんな病気にかかりやすいので、毎日の食事にも気を使ってあげないといけないし、いつも以上にケアの心がけも大切です。「お年寄りは大切に」と言いますが、猫の場合も同じく大切にしないといけないんです。

シニア猫の兆候

人間と同じで、年を重ねて老化が進めば身体も弱くなるし、病気だってしやすいんです。言葉を話せない動物だからこそ、シニアの兆候を知っておくことはとても大切ですね。

抜け毛が多くなる

人間もそうですよね。特に男性の場合を想像すると、頭髪が抜けやすかったりするのでイメージしやすいと思います。猫の場合も同じ現象が起こります。身体の毛が弱弱しくなり、抜けやすく毛ツヤも元気な子猫や成猫と違って衰えが見られます。触り心地ももちろん変わってきます。

爪が伸びやすくなる

食事からの栄養って、生きていくために必要な部分に優先的に使われていきます。老いていく猫は運動量が少なく、栄養素が有り余ってしまうんです。だから身体の機能を正常に働かせるために栄養が使われるのではなく、爪の方に行きやすくなります。爪とぎをあまりしなくなるというのも伸びやすくなっている原因です。他にも固くなったり、太くなったりするので、こまめに爪切りをしてあげないととても切りづらくなります。

目やにが出やすくなる

白っぽくて粘り気のある目やにが出てくることがあります。老化現象が進んでいるので、健康状態が良くないときは目やにも多く出るようになるんです。こまめにとりの像いてあげることが大切です。あまりにも頻度が多い時には、動物病院での診察もした方がいいでしょう。

こんにちは、キャットシッターにゃんコロネです。 猫の目やにが多い!時々ならいいんだけど、毎日出るからこのケアをするのって意外と大変なんです...

動作が鈍くなる

典型的な猫のシニアの兆候ですね。運動神経バツグンな動物ですが、高いところに上るのがへたくそになったり、バランス感覚が悪くなって、飛び降りに失敗したりすることが少しずつ増えます。成猫の時には上手にできたこともシニアになると体力的にもきついんです。

歯が抜けたり口臭がきつくなる

固いものを食べると歯垢がたまりやすくなったり、歯周病や口内炎にもなりやすくなります。口をくちゃくちゃとさせたりする動作がよく見られることがあります。その結果が、口臭をきつくしたり、歯が抜けやすい原因をつくるんです。毎日のエサも工夫が必要になりますね。

睡眠時間が増える

あまり動く元気がなくなってきます。人間と同じようなシニアにみられる現象です。体力的にも激しい運動がきつく、成猫でも10時間以上寝るのにひどい時には20時間ほど睡眠をとることもあります。余計に動かなくなるので、さらに筋力も体力も低下していき、より老化現象が進むようになっていきます。

感覚器官が衰える

目に見えて衰えが目立つのは、視覚や聴覚、嗅覚といった部分です。飼い主となかなか目が合わなかったり、歩き方もぎこちなくフラフラとしがちです。よくモノにぶつかったりすることが多くなるのも特徴です。嗅覚が優れた動物ですが、ニオイを嗅いでも無反応になることが増えてきます。

トイレを使わなくなる

ちゃんとトイレができていたのに、粗相をすることが多くなってきたらシニアのサインかもしれません。自力でトイレに行くことが難しかったり、尿意や便意を感じにくくなっています。そういう場合は、自力でトイレができるように数を増やしたり、トイレの位置をできるだけ近くに移動させてあげたり工夫をしないといけません。

 

もちろんシニアでなくてもしつけ不足で粗相をすることはありますので、しっかりとしつけることも大切な飼い主の務めですね。

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シニア猫に大切なこと

自分がおじいちゃんやおばあちゃんだと気持ちが分かりやすいと思いますが、シニアになっても大切な家族。少しでも長生きしてもらうために、気を付けないといけないことがあります。

バリアフリー

高いところが大好きな動物ですが、シニアになると行きたい場所に登れなくなることがあります。段差を減らして、登るためのステップをつくってあげたり、スロープ式にすることで高い場所に行きやすくしてあげましょう。スロープやステップを増やす場合は、取れないようにしっかりと金具で固定させることも忘れずに。

部屋の模様替えは控える

猫には実はお気に入りの場所というものが存在します。日当たりがいい場所や飼い主の姿が観察できるところなど、猫によって理由は様々。その安心できる場所をなくしてしまう可能性があるので、どうしても模様替えをしたいときにはファブリックを変える程度の簡単なものにとどめる配慮が必要です。

トイレの場所を増やす

トイレに行くのが辛かったり、場所を忘れて認知症のようなことになり粗相をする回数が増えます。いつもの場所にはもちろんトイレを置いておくのですが、よく猫がいるところの近くにも用意してあげましょう。

気温の変化に注意する

暑い、寒いが苦手な動物ですが、より気温の変化に適応できなくなっています。夏や冬のエアコンの温度設定、風量、風向きなど人間にとっての快適さももちろん大切ですが、シニア猫に合わせてあげましょう。特に家を留守にする場合には、より一層気を配ってあげる必要があります。

カーペットを敷いてあげる

フローリングは掃除もしやすくてハウスダストも出にくくて大変良いものですが、歩き方もぎこちなくなる猫にとっては滑りやすく危ない状態です。それにドスドスと足音がひどい場合もあり、下の階の住民に迷惑になることもあります。

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カーペットであればフローリングよりも滑りにくく転倒の危険を減らすことができ、安全を守ることができます。何か事情がありフローリングでないと困る場合には、動物用に滑り止め機能を兼ねたワックスも販売されていますので、それを利用するようにしてあげましょう。

最後に

猫にもやっぱりシニアってあるんだね。人間で言ったら8歳ってまだまだ子供だけど、猫の年齢は人間よりも進むスピードが全然違いますからね。十分お年寄りなんだなと思って大切にしてあげないとですね。自分が飼っている猫の年齢が何歳なのか、ちゃんと覚えといた方がいいよね。家の中のこともちゃんと、老化が始まった猫のために作り上げることって本当に大切だなー。長生きしてほしいですもんね。

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