猫を飼いたい!買う場所は?メリットも注意点もまとめてみました

家族の一員として猫を飼いたいと思う人は年々増加していますよね。最近は結婚をせずに1人で生きていくという方も増えているので、ますますペット需要は増えています。

 

猫を飼いたいと思ったときに、どこで買えばいいのか、メリットとデメリットはどんなことがあるのか、経験がないと分からないですよね。

 

私が昔飼っていた経験から、全部まとめてみました。これから猫と生活したいと考えている方に、少しでもお役に立てればうれしいです。

ペットショップで買うメリット

一番メジャーな方法がペットショップで見つける方法ですね。自分が気に入った子を探すことができて、少なからず近くに数店舗は見つけることができますね。

飼い方を教えてくれる

初めてだと、お世話の仕方やしつけ方など分からないことだらけ。そんな時に頼りになるのって、やっぱりペットショップの店員のアドバイスですね。

 

猫の種類によっても飼い方の注意点は違ってくるし、どんな些細なことでも誠実に答えてくれるのは嬉しいポイント。

グッズをそろえることができる

人間ではない動物を家に招き入れるので、当然必要になるものが出てきますよね。毎日使うもの、時々使うものなどいろいろあります。

こんにちは、にゃんコロネです。 猫を新しくペットとして飼うのは、とてもワクワクする一大イベント。思わずソワソワして浮足立ってしまいますよね...

エサや猫用のトイレ、かわいくアクセサリーを付けたいなど、期待に胸を膨らませているんじゃないでしょうか。そういった必需品も一緒に選ぶことができるのはペットショップならではです。

気に入った猫が飼える

希望する猫がいる方は、たとえそのショップにいなくても手配してもらうことだってできます。例えば純血種がいいという場合でも掛け合ってくれることが多いです。

 

猫の種類や毛色など、選ぶことができる豊富さはペットショップの一番の利点ですね。

アフターフォローが受けられる

いざ飼い始めたときに、最初に説明は聞いていても絶対に忘れてしまい、どうしたらいいんだろうということが、間違いなく出てきます。

 

例えば猫の健康管理なんかは、これまでに経験がないと難しいですよね。しつけがうまくいかないときや、猫が粗相をするときなど気軽に相談できる場所は大切なポイントになるはずです。

ペットショップで買うときの注意点

もちろんペットショップで買うからと言って、いいことばかりではありません。注意することもたくさんありますよ。

店内は清潔か確認しよう

ケージの中に入れられて、猫を見ることができるようにしてあると思いますが、いつまでたってもその中に糞尿が放置されていたりすると要注意です。甘すぎる管理のお店は購入もおすすめはできないです。

純血種は高額

もちろんペットショップも商売ですので、文句言える立場ではないですが、正直お金が厳しいなということはもちろんあります。特に純血種は高額な場合が多いので、気に入った子がいてもあきらめざるを得ないことはあります。

スタッフの知識レベル

個人的には一番大切なポイントかと思います。知識が乏しく、質問したことに答えられないようでは、いざというときに頼ることもできないですよね。

 

プロとして販売しているのなら、最低限の知識は付けておくのが常識というもの。素人並みの知識レベルのお店では論外です。

健康状態を確認する

スタッフレベルが低くて、中にはずさんな管理をしているお店もあります。病気になっていたり、元気がなく目やにや皮膚のただれが目立つ場合は問題外です。ちゃんと獣医と連携して健康管理がされているペットショップがおすすめ。

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命を扱っているお店なのに、大切なことが抜けているお店は誠実さにもかけていることが多いので注意してください。コンディションが良く、元気な猫と出会うためにも、一度だけではなくて何回かお店に通って見極めることも大切になります。

ブリーダーから購入するメリット

欲しい猫の種類など、おおよそでも決まっているという方はブリーダーを訪ねるという方法もあります。猫の繁殖を専門的に行っている方々なので、知識レベルはペットショップの方よりもはるかに高いです。

専門的で詳しい説明

育てたり繁殖させることを専門にしている方たちなので、知識レベルはとんでもなくあります。猫の性格や飼い方、細かなことまで知り尽くしているので、非常に頼りになる存在です。

希望の条件に近い猫と出会える

血統などの面でも、ペットショップよりも確実に条件に近い猫に出会うことができます。ショーキャットや繁殖用の猫、血統種がいいなど細かな条件にもこたえてくれる可能性が高いです。

ブリーダーから購入するときの注意点

専門性と希望する条件に近い猫と出会えるのは捨てがたいメリットではありますが、逆に大変なことだってあります。

問い合わせが面倒

ブリーダー協会や猫専門雑誌で紹介されていることが多いですが、最初に問い合わせるのが何かと面倒ではあります。

 

自分の希望の条件をしっかり伝える必要がありますし、うまく伝えきれずに希望と違う猫を紹介されることもあります。

現地に行こう

電話だけだとどうしても伝わらないことはあるし、実際に現地に行って飼育環境や親猫がどんな環境か見ておく必要があります。

欲しい猫がいる場合、予約が必要なこともある

例えばショーキャットが欲しいとなった場合、すぐにいない場合はいい子猫が産まれるのを待つ必要があります。すぐにでも猫と一緒に暮らしたいという方には不向きな方法ですね。

里親探しで譲り受けるメリット

「捨てられていた猫のもらい手を探している」「子猫がたくさん生まれたから」などの理由で新聞やインターネットで里親を募集しているケースもありますね。動物病院や保護団体から猫を引き取るという方法だってあるんです。

費用が圧倒的に安い

ペットショップのように、何十万円もかかるということはまずないです。価格面では圧倒的に有利な方法です。インターネットの普及で、簡単に手に入るというのも魅力の1つ。

猫の命を救うことにつながっている

たまにニュースでも流れることがある、猫の殺処分。心が痛いですよね。簡単に命がなくなっていくのを見るのは辛いものがあります。

 

だけど、里親探しで猫を飼うことになれば、ほんのわずかかもしれないけど、猫の命を救うことにつながっているんです。

 

インターネットで「里親」とか「捨て猫」とか検索してみると、こうした不幸な猫を救うために多くの動物病院や団体が呼びかけをしています。近所の保健所や施設に電話で直接聞いてみてもいいですね。

 

賛否両論あるのかもしれないけど、可愛い猫と出会える喜びも、命を救えるという喜びもどちらも味わうことができる、とても優しい選択の仕方だと個人的には思っています。

里親探しで譲り受けるときの注意点

病気やケガの可能性がある

捨てられたりしているケースもあるので、必ずしも健康状態が約束されているわけではありません。どんな人がどんな環境で育てていたのかきちんと把握することも大切です。

譲渡者とのトラブルの危険

もしも猫が病気やケガを負っていた場合、そのことをもし飼う前に知らなかったら。簡単に猫が手に入るといっても、素人が目で見ただけでは病気を見抜くのはまず不可能ですよね。

 

そういったトラブルも意外と多いので、トラブルの危険があることもしっかりと理解しておかないといけません。

自治体から譲り受ける場合は面倒なこともある

都道府県によって対応は違ってくるんですけど、電話で問い合わせて、希望の猫がいるかどうかを確認するところから始まります。

 

欲しい猫がいた場合は、講習会に参加したあとに猫との対面を果たします。そこですぐに譲り受けることができるケースもありますが、後日あらためて譲渡というケースが一般的です。

 

住んでいる地域によって、対応は変わってくるので、そこも一度問い合わせて確認する必要がありますね。意外と手続きは面倒になります。

友人や知人から譲り受けるメリット

子猫が産まれたからという理由がいちばん多いと思いますが、友達から譲ってもらう方法もあります。

コストは圧倒的に安い

友人同士なのでタダで引き取るという場合や、ほんのわずかなお金で引き取ったりといろんなケースがあります。基本的には間違いなくペットショップで購入するよりも安くなるのは嬉しいポイント。

お互いにメリットがある

予期せぬ妊娠で子猫が産まれた場合は、飼っていた側も困ったと思います。中絶させるのもかわいそうだし、かといってこれ以上猫を飼うのは難しい。

 

飼いたい気持ちと譲りたい気持ちがマッチングしているのであれば、双方にメリットがありますね。

譲り受けるときの注意点

友達同士だからこそ気を付けたいポイントもあります。後々トラブルにならないようにしたいですね。

猫の生活ぶりを確認する

何度か譲り受ける前に友達の家に遊びに行きましょう。育て方って家によって決まっているわけではないので、普段どんなふうに生活しているのかを確認する方が良いです。

 

遊び方やトイレ、食事の仕方など、猫の生活ぶりをしっかりと見ておきましょう。

病気や障害がないか確認する

健康な猫を譲ってもらったと思っていても、実は病気を抱えていたということがないように、最初にちゃんと確認しておきましょう。

 

人間関係にもヒビが入ってしまうことだってあります。こういったトラブルは事前になくなるように配慮しておくべきです。

子猫の場合は生後2か月を過ぎてから

猫の離乳期はだいたい生まれてから2カ月を過ぎたくらいになります。それくらいの時期までは、母猫の保護を受けながら情緒を発育させてあげる必要があります。

 

子猫の時からいきなりお母さんと離れ離れにさせるのは、とてもかわいそうですよね。まずは子猫のことをしっかり思いやってあげてくださいね。

母猫が見ていないところで引き渡す

いくらなんでも母猫の目の前で子猫をもらうようなことはやめましょう。残酷すぎます。猫からすると、わが子が目の前で連れ去られていくんですから。

 

猫相手でも、最低限の配慮だけはするようにしてください。猫によってはいきなり引っ掻いて攻撃してくることもあるので、十分に注意が必要な場面です。

野良猫を拾う場合のメリット

野良猫を拾って育てるという選択肢をする人もいますね。もちろん不可能ではなく1つの猫を飼う方法なので紹介します。

猫と打ち解ける楽しみがある

ほとんどの野良猫は、最初は警戒心がつよくて人間にはなかなか懐いてくれません。けど時間をかけて愛情をもって接していくと、次第に心を許し始めてどんどん絆が深まっていきます。

 

わがままな子供を育てているようで、ドキュメンタリー的な感動物語になる場合も。苦労して育てた分、懐いてくれた時の可愛さや大切に思う気持ちは、想像もつかないくらい深いものになっていることは間違いないです。

購入のコストはゼロ

野良猫を拾うわけなので、お金はもちろんかからないのがメリット。初期費用が高くて、買いたいけど買えないという方には良い方法かもしれないですね。もしかしたら野良猫の被害に困っている地域住民の助けになる可能性だってあります。

野良猫を拾う時の注意点

きちんとした環境で育っていない分、注意しなければいけない点も多いです。

病気に感染していることがある

外で生活していた猫なので、思いもよらない病気を持っていることがあります。猫エイズやウイルス性の病気などが代表例です。治療しても治らないケースだってあります。

 

すでに猫を飼っているという場合は、移ってしまう危険も高いので「かわいそう」「かわいい」など安易な考えで拾うのは、今飼っている猫を苦しめることにもつながるので注意が必要です。

なつかないこともある

野生で育ってきたので、どんなに一生懸命育ててもなつかないことだってあります。捨てられた猫だったら心にも傷を抱えているので無理はないことです。

 

そういったときでも責任をもって育てていく覚悟が飼い主には必要になります。時には引っ掻かれたり、乱暴だったりということも多いです。

動物病院で診察をする

今まで外で生活していたので、病気の疑いは強いと思うので、まずは動物病院での診察が必要です。

 

拾った猫の健康状態も分かるし、おおよその年齢も知ることだってできるので、飼いやすくなります。予防接種をしておくと安心できますね。

すでに飼っている猫がいるときは要注意

感染予防のために、拾った猫の健康状態が分かるまでは別々の部屋で生活させます。今飼っている猫が感染してしまっては大変ですよね。

 

また今まで以上に愛情をもって接してあげることも大切です。飼っている猫と拾った猫が慣れるまで気長に待ち続ける忍耐力も必要ですよ。

ペットOKの物件かどうか確認しよう

「かわいそう!」という気持ちがどうしても強く、衝動的に家に連れて帰るというケースが多いんですよね。だけど、マンションやアパート暮らしの方は、今住んでいるところがペットOKなのかどうか確認をしましょう。

 

当然、同じマンションやアパートに住んでいる方の迷惑になれば、家を出ていくことも覚悟しておかないといけないです。

まとめ

猫を買う場所もいろいろあります。自分に合った方法を選ぶのが一番大切ですけど、同じように猫の気持ちもしっかりと考えてあげてくださいね。

 

猫を飼いたいと思ったとき、注意することだってたくさんあります。ただそれ以上に楽しい生活も待っています。なんといっても家族が増えるのはいいことですよね。初めて猫を飼おうと思っている方の参考に少しでもなれていたら本当にうれしいです。

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