猫に鼻くそが溜まる5つの原因!取り方は?鼻掃除の方法まとめ

こんにちは、にゃんコロネです。

私も猫を飼っていて、この前すごく気になったことがあったんです。こんなにかわいいのに、よく見たら「大きな鼻くそ」が付いている!!溜まっていたんですよ。飼い主としてはちょっとショック…。

 

かわいさを取り戻すためには、鼻くそを何とか取り除かねば!そこで、簡単にできる鼻くその取り方や鼻掃除でケアをする方法を紹介します。

猫の鼻くそって病気なの?

猫の鼻のアップ

ネットで気になったことがあるのですが、猫の鼻くそは病気だというのを見たことがあります。もちろん100%ではないですが、病気ではなく私たちと同じように生理現象です。だけど何もケアをせずに放っておくと、病気の原因になることがあります。

鼻が利かなくなる

猫はクンクン匂いを嗅ぐ姿ってけっこう印象的ですよね?香りを感じることができるから猫はキャットフードを食べます。だけど、鼻くそが詰まっていると嗅覚が鈍ってしまうので食欲がなくなってしまうんです

 

ご飯を食べてくれないと必要な栄養を取れないので、免疫力も落ちるし病気にかかりやすくなってしまいます。

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衛生的によくない

鼻くそはいわゆる不要な分泌物で、不衛生なものの塊です。鼻は粘膜なので炎症も起こしやすいし、バイ菌の入り口にもなりやすいところ。だから何もケアをしないまま放っておくと、それが病気に感染するリスクを作ります。

息苦しさを感じる

風邪を引いたときって鼻も詰まって息苦しくなりませんか?猫もこれに似たような感じで、鼻くそが詰まると息苦しくて呼吸が荒々しくなることがあります。

 

息苦しさが続くと、運動量がガクッと減ってしまうんです。元気に遊びまわることが健康維持になっている動物だから、ずっと鼻が詰まっている状態では身体も弱弱しくなるし、健康のためには良くないです。

猫に鼻くそが溜まってしまう原因

腕を組んでいる女性

鼻くそが溜まる原因は人間と同じこともあれば、猫特有のものもあります。何が原因になっているのかを紹介します。

ハウスダストが多い

私たちも明らかに埃っぽい部屋にいると、真っ黒な鼻くそが溜まりやすいですよね?猫も空気が汚れていると、同じようにホコリを吸い込んでしまいます。

 

「家の中はすごくキレイだよ?」という場合でも、油断は禁物です。空気中には目には見えない、たくさんのホコリや微生物が舞っています。それに、猫は4足歩行で私たちよりも地面に近い生活をしていますよね。

 

歩くたびにホコリが舞いあがるので私たちよりも影響を受けやすく、吸い込みやすい動物なんです。

空気が乾燥している

空気が乾燥していても鼻くそが溜まりやすくなります。粘膜部分のうるおいがなくなってしまうので、鼻水が塊になりやすいし、鼻にこびりついてしまいます。

 

飼い主さんの家の中は、加湿器は置いていますか?特に冬は空気が乾燥するので、要注意です。また、地域で言うと海沿いよりも内陸の方が、湿気が少ないので鼻くその悩みも多くなります。

猫の鼻が渇いている

猫は起きているときは鼻の頭が湿っています。湿っていると、ホコリを吸い込もうとしてもピタッと鼻にくっつくのでブロックできますが、寝ているときや高齢の猫は、鼻が乾燥して乾いています。

 

だから舞い上がるホコリをダイレクトに吸い込んでしまい、鼻の入り口付近で塊を作ってしまうんです。寝ているときも呼吸をしているので、この時に鼻くそも溜まりやすいです。

病気やアレルギーを持っている

猫風邪や副鼻炎、アレルギー性の鼻炎は鼻水が出やすくなります。それが固まってしまうので鼻にこびりつきやすく、こまめに拭き取ってあげないと鼻くそになってしまいます。また、猫の鼻の中が炎症していたり、腫瘍がある場合でも同じです。

  • 元気がなさそうに見える
  • 食欲がなくなってきた
  • 鼻血も一緒に出ている
  • 咳やくしゃみをしている
  • 下痢や軟便をしている

このような症状が一緒に出ていると、病気がちで鼻も乾いていることが多いです。猫の健康のためにも、早めに動物病院で診察を受けさせてあげてくださいね。

 

とくに猫風邪は、冬場に要注意です。簡単に治るものではないので、予防するために防寒対策も必要です。詳しくはこちらの記事を見てみてくださいね。

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愛猫の体質の問題

飼い主さんの愛猫の体質が問題になっていることもあります。身体はどこも悪くない、ハウスダストも少なく、鼻も乾燥していない。だけど、鼻くそがたくさんというケースもあります。

 

目やにや耳垢も同じように出ることが多くて、分泌物を排出しやすい猫もいます。動物病院で診察してもらっても、何も異常が見られないという場合には、もともとそういう体質の猫の可能性が高いです。

猫の鼻くそはグルーミングでは取り切れない

顔をこする猫

猫はもともと、すごくキレイ好きな動物で毎日グルーミングをして身だしなみを整えています。だけど、これでは鼻くそを取ることはできないので、こびりついてしまいます。決して、飼い主さんの猫はグルーミングが下手だということではないです。

 

鼻はどうしても自分でなかなか取ることができずに、お手入れがサボられがちになってしまう場所。だから毎日の暮らしの中で徐々にゴミが溜まって、黒い塊ができてしまいます。

 

鼻の穴がとても小さい動物なので、仕方がないことでもあります。猫の手の方が圧倒的に鼻の穴よりも大きいですよね?「鼻くそが付いていて汚いな…」なんて思わずに、飼い主さんが正しくケアをしてあげることが大切です。

猫の鼻くそは分泌物!状態をチェックしよう

指を立てる女医

鼻くそに限らず、目やにもよだれも分泌物です。状態を確認してあげることで健康状態を知ることができるので、確認してみましょう。

茶色や黒色をしている

色が黒っぽいのであれば正常な状態です。他に目やにや鼻水、くしゃみやキャットフードを食べてくれないなど、猫の様子に気になることがなければ、気が付いたときにキレイに取り除いてあげれば心配はいりません。

白っぽくてカサカサしている

白いっぽいカスになってこびりついている場合は、病気の可能性があります。本当は湿っているはずの鼻が乾いている証拠なので、早めに動物病院へ連れて行きましょう。

血が混ざっている

鼻の中が炎症していたり傷ついていて、血も一緒に固まっている状態です。無理に剥がして取ろうとすると余計に悪化することがあります。この場合も獣医さんにお任せする方が安心です。

簡単にできる猫の鼻くその取り方

飼い主を見つめる2匹の子猫

指でコリコリやれば取れてしまいますが、猫の粘膜部分は私たちが思っている以上にデリケートです。だから傷つけないようにすることが大切です。とっても簡単な取り方を紹介するので、気が付いたときにやさしくケアしてあげましょう。

まずはリラックスさせてあげよう

鼻をホジホジされることに猫は慣れていません。リラックスしているときを狙うのが一番いいですが、そういつも穏やかだとは限りません。そういうときは、撫でたりおやつをあげたりして、ご機嫌を取ってから鼻掃除をしてあげましょう。

 

いきなりやってしまうと、びっくりして暴れ出すこともあるし、鼻掃除が嫌いな猫も多いです。素早くサッと終わらせるためにも、ご機嫌取りは忘れずにしましょうね。

ガーゼやティッシュを使った取り方

できればガーゼの方が肌にもやさしいです。鼻の入り口部分についた鼻くそを取ってあげるときにはこの方法がおすすめで、次の手順でやさしく拭きとってあげましょう。

手順1、ガーゼを湿らせる

鼻くそがこびりついている場合は、硬くて取りにくいです。ふやかすと簡単に取れるのでガーゼを濡らしましょう。水だと冷たいので、ぬるま湯にするのがポイントです。

手順2、猫を仰向けにして抱っこする

猫が立ったままでも問題ないですが、逃げたり落ち着かない様子を見せます。なのでリラックス状態を維持するためにも、飼い主さんの膝の上に抱っこしてあげましょう。

手順3、猫の頭を手で固定する

猫が突然暴れ出さないように、片方の手で頭を固定させます。

手順4、ガーゼを指に巻き付けてやさしく取る

指にガーゼを巻いて、やさしくキレイに拭き取ってあげます。頑固にこびりついているときは、ガーゼの湿り気を強くしてあげれば大丈夫です。

ペット用のウェットティッシュを使っても大丈夫です。鼻だけじゃなくて、口やお尻にも使えます。

綿棒を使った取り方

できれば赤ちゃん用の小さな綿棒のほうが使い勝手がいいです。鼻の入り口はガーゼを使う方がいいですが、奥の方にある鼻くそは綿棒のほうが取りやすいです。次の手順でやさしくケアしてあげましょう。

手順1、綿棒を湿らせる

鼻の奥はデリケートなので、固まった鼻くそを無理にかき出そうとすると危険です。ふやかしてあげれば簡単に取れやすくなるので、綿棒をぬるま湯で湿らせましょう。

手順2、猫を抱っこして頭を固定する

ガーゼを使った手順と同じで、飼い主さんの膝の上に猫を抱きかかえて、片方の手で頭を固定させます。綿棒はもしも猫が暴れたときに危険なので、多少嫌がっても大丈夫なように、しっかり固定させましょう。

手順3、綿棒で鼻くそを取り除く

コツはサッとかき出すような感じでやることです。やさしく鼻の中をスッキリさせてあげましょう。

鼻周りも一緒に掃除をしよう

猫の鼻の横に溝があるのをご存知ですか?ここは汚れが溜まりやすいところなので、鼻掃除をしてあげるときに一緒にキレイにしてあげましょう。カーゼの端っこを使うと取りやすいです。内側から外側にスッとやればキレイになります。

とくにペルシャ猫やエキゾチックショートヘアのような、顔がペチャンコの猫は汚れやすいので、ケアも丁寧にやってあげたいですね。

猫の鼻掃除の注意点

指をクロスさせる女性

猫の鼻はデリケートな粘膜部分です。だから気を付けて取り除いてあげないとケガをさせてしまうこともあります。どんなことに気を付けてあげたらいいのかを紹介します。

ガーゼや綿棒を使う時の力加減

拭き取ってあげるときに力を入れすぎると、炎症を起こしてしまうことがあります。あくまでやさしく、こすり過ぎないようにそっと拭きとってあげましょう。

綿棒で分泌物を押し込まないように

綿棒は鼻の中をキレイにしてあげることができます。だけど、慎重にやってあげないと鼻くそがさらに奥の方に押し込まれてしまうこともあるんです。

 

また、奥の方まで入れすぎると危険だし、鼻血が出ることもあります。「取りにくいな…」と思ったら、無理をせずに獣医さんにお任せするのも1つの方法です。

取れないときは無理に取ろうとしない

取りにくいからと言って、力任せにするのはケガの原因になります。十分にふやかしても取れないときは、これも同じように獣医さんに相談してキレイに取り除いてもらいましょう。

猫の鼻くそを減らすためのケア

毛布の上で幸せそうな猫

猫ってとってもかわいい動物。だから鼻くそなんて言うものは似合わないし、何とか減らしてあげたい。できれば嫌な部分は少しでもなくしたいですよね。そのためにできることを紹介します。

加湿器はマストアイテム

乾燥って言葉に私はあんまりいいイメージがないので、加湿器が大好きです。お肌の乾燥、水分不足、うるおいがない。女性からしたら、保湿するためにも役に立つのが加湿器です。冬は欠かせないアイテムですよね。

 

空気が乾燥していると、猫の鼻も乾くので鼻くそも自然に増えてしまいます。だけど加湿器を使えば心地よい室内になるので、猫にとっても嬉しいことだらけです。

フカフカの毛布を使ってみる

冬におすすめのケアで、寒いと鼻炎になりやすい動物です。だから、ホカホカ暖かい毛布を猫のベッドに敷いてあげて身体を温めましょう。鼻炎になると鼻水が出ちゃうので、それが乾燥すると白っぽくてカサカサのものがこびりつきやすくなります。

 

鼻炎を防ぐためにはホカホカ毛布で、体をポカポカにすることが一番です。薬で予防もいいけど、自然なぬくもりの方が猫は大好きです。

点鼻薬は意外と使える

これは、ありえないくらい頻繁に鼻くそが気になるという猫におすすめのやり方です。動物病院で獣医さんに相談すると、点鼻薬を処方してくれることがあります。市販でも売ってありますが、必ずペット用のものを使ってくださいね。

最後に

見た目はあんなにキュートな動物でも、鼻くそくらい出ちゃうのは仕方がないこと。だって自然現象ですもんね。原因はいろいろあるけど、乾燥を防いであげることが一番のケア方法になります。

 

取り方も簡単だし、気が付いたときに鼻掃除をしてあげようね。衛生的にも大切だし、放っておくと病気になることもあります。見た目もキレイにしてあげると、猫もスッキリ気持ちよく暮らせるんです。

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