こんにちは、にゃんコロネです。
人間と違って猫って言葉を話さないから、元気なのか病気なのかなかなか見分けがつかないよね。おしっこの量が少ないとか、尿から分かる異常もあるよ。飼い主は知っておくといざという時でもすぐに対処できるから覚えておこうね。
猫がするおしっこの量や回数
猫が1日にするおしっこの量は、体重1kg.当たり平均で10ml~30mlです。例えば飼い猫の体重が7kg.だった場合は、70ml~210mlのおしっこの量であれば正常です。体重が重いほどバラツキが出てくるのでわかりにくいですが、多いのか少ないのかを知るためには、日頃から観察しておくしか方法はありません。
また1日の尿の回数は3回前後です。おしっこの量も回数も、どんな食事をさせているのか、水は普段どれくらい飲んでいるのか、よく遊ぶ猫なのかなど暮らしている環境によっても変わることなので、もしも異常がありそうだと思ったら獣医師にしっかり伝えることができるように把握しておくことが大切です。
猫のおしっこの色
健康な猫の場合、尿の色はうすい黄色です。健康を害されている時には、これとは違った尿になりますので、覚えておくようにしましょうね。
透明感が強い
肝臓の機能が弱まっていると、色がうすくて透明っぽくなります。必要以上に身体から水分が出てしまっていて慢性腎不全の可能性もあります。
白く濁っている
尿が白く濁ったものが出ている場合は、細菌が混ざっている可能性が高いです。白血球をたくさん含んだ尿だからこのように白く濁るのですが、膀胱炎の症状の1つでもあるので、採尿できるようであれば動物病院で診てもらうようにしましょう。
血が混ざっている
膀胱や尿道に出血があったり炎症を起こしているときに、血が混ざって出てくることがあります。膀胱炎や尿石症の疑いもあるので、早めに動物病院へ連れて行って診察を受けるようにしましょう。
キラキラ光っている
キラキラと輝く結晶が見られるときは、尿道結石になります。オス猫の場合は、尿道がメスよりも狭くて長いので、結石が詰まりやすくなっています。まったくおしっこが出なくなることもあり、放っておくと尿毒症になる危険性があります。
もしも2日以上にわたっておしっこが出ないときには、命にかかわる危険が高いので、そうなる前に早めに動物病院へ連れていきましょう。
おしっこの量が少ないのは病気?
尿の量が少なかったり、まったく行かないなど明らかにおかしい時には、病気になっている可能性も高いです。先ほども言ったように、まったく行かないのであれば尿道に結石などが詰まっているということも考えられます。
その他にもユリ科の植物は猫にとって危険度が高くて、舐めたり口にしたりすることで中毒症状を起こしてしまうケースも多いです。おしっこが出なくても健康そうに見えたりもしますが、少しでも早く獣医さんに診てもらうことが大切です。
おしっこから分かる猫の異常
猫は言葉をしゃべることができない分、行動することによって自分に異常があることを教えてくれます。飼い主はすぐに気が付けるようにチェックしておきましょう。
- 粗相をすることが多くなった
- トイレに行く回数がとつぜん増えた
- トイレに行ったのにおしっこが出ていない
- いつもより長くトイレにこもっている
- トイレに行ったときに鳴くようになった
- おなかや陰部を舐めていることが多い
- 猫の呼吸からアンモニア臭がする
- おしっこからにおいがしない
- おしっこに泡が混ざっている
- いつもとおしっこの色が違う
最後に
おしっこの量が少ないのは病気にかかっている可能性が高いんですね。猫の身体って意外とデリケートで、特にオス猫の場合は尿道も細くて長いので、病気にもかかりやすいんだよね。人間だとどっちかっていうと女性の方が病気の疑いが強そうなんですけど、猫の場合は逆なんだなぁ。
普段から飼い猫のことを観察しておくと、異常が見つかったときにも早く対処できるんです。忙しい人でも異常があるときに見られる行動はいろいろあるから、忘れずにチェックしておいてね。
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