こんにちは、にゃんコロネです。
猫を飼っていると、お手入れにブラッシングをするよね。特に長毛の猫だったらできるだけ毎日してあげたほうがいいんだよ。おすすめのブラシはどんなものなのか、選び方が分からないときってあるよね。
ブラッシングの役割

猫にブラッシングをしてあげる理由は1つだけではありません。飼い主がやってあげることにはとても大切な役割があるので、ちゃんと知っておきましょうね。ブラッシングを嫌がる猫もいるから、そういう時には対策も必要になってきます。
スキンシップ
個人的に何よりも大切なことだと思っています。猫と飼い主とのスキンシップの時間にブラッシングがなっているんです。密着しているので、信頼関係がないとできないことですし、撫でる効果もあるので、より絆を深めるための時間でもあります。
よく足を伸ばして目をつぶって、喉をゴロゴロと言わせていませんか?とても気持ち良くなっている証拠なんです。飼い主の愛情を身体でたっぷりと受け止めているんですよ。
血行を促進してマッサージ効果
ブラッシングをしてあげることによって血行促進効果があるんです。人間でも髪の毛を梳かすことがありますが、あれは頭皮のマッサージ効果になっています。
猫も被毛を梳かすことによって、身体に程よい刺激があるので血行促進になっています。血の巡りは健康のためにはとても大切なことなんです。血液によって栄養が運ばれていくので、しっかりとお手入れがされている猫の毛並みがいいのもこのためです。
毛玉をほぐす
生活していくうちに伸びた被毛が絡まって、毛玉になることがあります。ブラシを毛に通してあげることでほぐしてあげることができます。
絡まり具合にもよりますが、ひどい時には無理にやると痛いのでハサミでカットしてあげたり、手でほぐしてあげましょう。
抜け毛対策
とくに換毛期には尋常でないくらいの抜け毛が発生します。時期でいえば春や秋になります。短毛の猫であればさほどに気にならないという飼い主もいますが、注意するのは長毛種。
歩き回るだけで家中が毛だらけになり、掃除の手間がかかるだけではなく、猫がそれを食べてしまうことがあるんです。毛は胃の中で消化することができないので、体内に残り続け気が付いたら手術が必要になっていたというケースもあるほどです。
抜け毛になる前に、飼い主がブラッシングで余分な毛を取り除いてあげることが大切になります。
痒い所をかく
人間でも背中が自分では掻きにくいように、猫にも手が届かずに苦労している部分があるんです。それをブラッシングで心地よく刺激してあげる。これも大切な役割の一つです。
また、体中に触れてあげることで信頼関係が強くなるのですが、しこりなどの身体の異変にも気が付きやすくなります。病気の兆候は、身体に出やすいので一緒にチェックするようにしましょうね。
おすすめのブラシと特徴

人間が使っているものを代用してしまうことがあるのですが、猫には適していません。人間には人間用の、猫には猫に適したブラシがあります。ブラッシングはとても大切な時間なので、気持ちよくしてあげましょうね。
ラバーブラシ
特徴はゴム製なので、皮膚を傷つけにくいことです。素材としても柔らかいので様々な部位に活用することができます。金額も1,000円以下で購入でき、洗いやすいので経済的にもメリットがあります。
ただ長毛種の猫には不向きで、抜け毛の処理には適さないというデメリットもあります。入手のしやすさとは反対に、意外と使い方も難しくて毛も取りにくいため、ブラッシングの時間が長くなることも。
ゴム製なので摩擦が起きやすくて、皮膚を傷めたりツヤがなくなったりすることもあるので、注意が必要なブラシです。
ミトン型のブラシ
手袋のような感覚で使えるので、ラバーブラシよりも簡単に使うことができます。撫でてあげるときと同じように使えるので、猫も受け入れてくれやすいのが特徴です。ブラシを見ると逃げ出す子も多いので、そんな時にはすごく役立つアイテムです。
注意するのは、素材はゴム製のものがほとんどなので、ラバーブラシと同様のデメリットもあります。抜け毛が舞い上がりやすいのにも気をつけましょう。
獣毛のブラシ
動物の体毛を使用したものです。豚毛や猪毛がオーソドックスなタイプですね。柔らかいものや固いものまでそろえてあるので、応用がききやすいです。また人間が使うものと同じなので扱いやすさも問題ありません。
抜け毛を取ってあげたり、マッサージ効果も期待できるのでほとんどの飼い主がこのタイプのブラシを使っています。
静電気も起きにくくて、艶出し効果も期待できるのが嬉しいポイントですね。注意することはブラシを見ると怖がるタイプの子には適さないということです。
アンダーコート用のブラシ
上毛はそのままにして、下毛だけを梳かすので抜け毛を取り除いてあげるときにとても活躍してくれます。素材としては先端が金属で、ギザギザしています。髭剃りのような形をしています。
これが今にも抜けそうな体毛だけを取り除いてくれるんです。ただ使い方を間違えるとケガをさせやすいので扱いには気を付ける必要があります。
コームタイプ
いわゆる「クシ」です。長毛種の毛玉をほぐしたり、毛並みを整えるのにとても向いています。ブラシの間隔が広い粗目と狭い細目の両方が使えるものがおすすめです。細目のほうはノミを取る時にも活躍してくれます。
注意することは、ブラシの先端が丸くなっているタイプを選ぶことです。先がとがっていると、ブラッシングをするときに皮膚を傷つけてしまうことがあります。
スリッカーブラシ
他のブラシに比べて、抜け毛がたくさんとれるのが特徴です。プロも愛用しているほどメジャーなもので、ブラッシング時間を短縮でき、短毛・長毛の猫問わず利用できます。
プロ仕様ということもあり、扱い方が難しく使い方を間違えると皮膚を傷めたり、皮膚病になる恐れもあります。針先が針金状になっているので、刺さってしまうと痛みを与えてしまうこともあります。
ただ、たくさんの抜け毛を除去できるので、扱い方が難しい反面とても人気が高いブラシの1つです。
短毛種と長毛種で使うものが異なる

当たり前ですが、短毛種と長毛種で使うべきブラシが違ってきます。自分の愛猫に合わせてあげるようにしましょうね。
短毛種の場合
大切なのはブラシ部分です。柔らかくて皮膚に触れても痛くないというのがポイントです。皮膚が強い動物ではないので、固い素材のものだとケガをさせてしまう危険があります。おすすめは豚毛の素材です。柔らかくできていて、皮膚にあたってしまってもその感触が心地よいものになっています。
固いブラシがダメということではないですが、扱い方に注意しないとブラッシングが嫌いな猫に育ったり、痛みをずっと引きずったまま飼い主に恨みを持ち続けることもあります。
長毛種の場合
深いところまでしっかりと毛を梳かしてあげることができるものを選びましょう。大量の毛で覆われているので、獣毛ブラシのような柔らかい素材のものでは、しっかりと梳かしてあげることができません。
おすすめはスリッカーブラシやコームタイプのものです。最初にこのタイプのものを使って抜け毛を取り除いて、仕上げに固めの獣毛ブラシを使うとツヤが出やすくなります。このように数種類のブラシを使い分けてあげることも長毛種の場合には必要です。
最後に
ブラッシングをしてあげるときに、大切なことは猫の皮膚を傷つけないように気を付けることだね。ブラシも長毛種と短毛種でおすすめのものが違っているから飼い主は最適なものを選ぶようにしようね。
選び方も大事だし、ブラッシングの時間は大切なスキンシップの時間でもあるんだ。猫にも人間みたいに、きれいな毛並みをキープしてあげれるようにしていこうね。
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