こんにちは、キャットシッターにゃんコロネです。
猫がお腹に子猫を授かったら気を付けるべきことが、毎日の食事であるキャットフードですよね。十分に餌から栄養を摂取しないと、元気な子猫を出産できなくなってしまうので、特に気を使いますよね。
「どんな餌を食べさせるといいのかな…?」
「食事の方法で気を付けることはあるのかな…?」
「妊娠中におすすめの食べ物は何があるのだろう…?」
常に経験することではないので、難しいことがたくさんですよね。そこで、妊娠中の猫におすすめの餌や食事の方法、食べ物で気を付けるべきことについて紹介します。
妊娠中の猫の食べ物で気を付けること
私たちでもお腹に子供を授かると、食生活に一段と気を使うようになりますよね。これと同じように、猫も妊娠中は食事で気を付けることがたくさんあるのです。
必ず無添加のキャットフードを食べさせる
猫が妊娠した時の食事で最も気を付けるべきことが、必ず無添加のキャットフードを食べさせるということです。
添加物が含まれていると、お腹の子猫にも悪影響を与えることさえあるのです。元気な子猫を出産させてあげるためにも、無添加の安心できる餌を与えるようにしてくださいね。
キャットフードに含まれる添加物
酸化防止剤、保存料、香料、着色料、4Dミート、副産物、BHT、BHA、赤色〇号、青色〇号など
妊娠中の猫に合わせた栄養バランス
元気いっぱいの子猫を出産させてあげるために、栄養バランスも十分に気を付けてあげなければいけないですよね。普段の栄養に加えて、子猫の分までたっぷり補給させてあげられるものがベストです。
特に重要な栄養素は動物性たんぱく質と脂肪です。この2つが妊娠中の猫に特に大切になる栄養なので、いつものフードで十分に摂取できているかどうかを確認します。
妊娠中の猫に必要な栄養素
動物性たんぱく質:35%以上
脂肪:18%以上
ただ、この栄養素だけを気を付ければいいのではなく、トータルでバランスの良いキャットフードを与えるのが大切です。十分に栄養摂取ができていないと、出産にも影響が出やすくなってしまうのです。
妊娠中の猫の栄養不足により招く危険な症状
<動物性たんぱく質の不足>
妊娠中の猫の免疫力低下、栄養が不十分で未熟な子猫が産まれる
<タウリンの不足>
胎児の死亡の危険性、流産、生まれた子猫の成長が遅くなる
<ミネラルの不足>
骨格や神経に異常が出る危険性がある
グレインフリーのキャットフードを食べさせる
グレインフリーとは穀物不使用のキャットフードのことです。穀物類には食物繊維が含まれていて、便通を良くする効果などメリットもあるのですが、妊娠中の猫にはデメリットになる部分が大きいです。
その1つが穀物によるアレルギーの問題です。
今まで食べていて何も問題がなくても、気が付いていないだけで穀物アレルギーの可能性もあるのです。それに、妊娠中の猫は大丈夫でも、お腹の子猫には大きなダメージとなるケースさえあります。
穀物は消化にも悪く、妊娠している猫の身体にやさしいキャットフードだとは言えないので注意が必要です。
βカロテンを摂取させる
私たちでもお腹に子供を授かると、ホルモンバランスが乱れて身体にいろんな異変が現れますよね。これは猫も同じことなのです。
そこで役に立つのが、性ホルモンを合成する働きを持つβカロテンです。胚の成長のために適した環境づくりに欠かすことができないので、妊娠中の猫には積極的に摂取したい栄養素なのです。
βカロテンを含むキャットフードの原料
人参、ほうれん草、かぼちゃなど
妊娠中の猫の食事の方法
妊娠中の猫の食事の方法は、これまでと食事の量や回数が変わってきます。どのようなことに気を付けて食事をさせれば良いのかを紹介します。
餌の量はいつもの1.5倍~2倍を与える
妊娠中の猫に必要な1日当たりのカロリー量は、体重1kgあたり約100kcalです。
元気な成猫でも体重1kgあたり80kcalくらいなのですが、お腹に子猫がいるのでその分体重も増えていますよね。
これを考えると妊娠中の猫の餌の量は、いつもの1.5倍~2倍が目安になります。そうすれば、お腹の子猫にもしっかりと栄養が行き渡り、元気いっぱいの子猫を出産できるようになるのです。
ただ、妊娠中の場合は子猫のために栄養を欲しているので、愛猫が欲しがるだけ食べさせても大丈夫です。過剰に食べ過ぎていないかどうかだけをしっかりチェックしてあげましょう。
食事の回数は3回~4回を目安にする
1日に3回の食事を愛猫に与えていたのなら、4回に増やしてあげましょう。いつも食べさせている食事の回数プラス1回を目安にしてあげれば大丈夫です。
子宮が大きくなってくると、どうしても胃腸が圧迫されてしまいますよね。なので1回でたくさんの量を食べさせるよりも、食べる回数を増やす方が猫の身体にやさしい食事になります。
妊娠中の猫におすすめの餌3選
「元気な子猫を出産させてあげないと!」と思っても、気を付けるべきことがたくさんあって、どれが妊娠中の猫に良い餌なのかがよく分からないですよね。
そこで、キャットシッターの経験から「これなら妊娠している猫におすすめ!」の餌3選を紹介します。これから生まれる子猫のため、出産を控えている愛猫のために是参考にしてくださいね。
キャットフード「ピュリナワン」 | |
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猫の健康に必要な栄養素がバランスよく摂取できることで有名なキャットフードがピュリナワンです。ピュリナワンでは、分かりやすく妊娠中の猫用のキャットフードが販売されているので、おすすめです。 | |
内容量 | 2.2kg |
価格 | 1,880円(税込み) |
公式サイト | プレミアムペットフード【ピュリナ ワン キャット】 |
ピュリナワンの評価ポイント
- 合成着色料や保存料を使わない無添加仕立て
- 38%以上の高たんぱくなので、十分な栄養摂取ができる
- タウリンも0.15%含まれていて、生まれてくる子猫の成長にも良い
- カルシウムやリンなどのミネラル分がしっかり摂取できる
キャットフード「ジャガー」 | |
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有名なプレミアムキャットフード「ジャガー」も、妊娠している猫の栄養バランスを最適に保つためにおすすめです。贅沢な原料をたっぷり使っているので、たっぷりの栄養が必要な「今だからこそ」愛猫に与えたいですね。 | |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 3,424円(税抜き)※定期コースの最安値を記載 |
公式サイト | ジャガー キャットフード |
ジャガーの評価ポイント
- 私たちでも食べれるヒューマングレードの原料を使用
- たんぱく質40%、脂質20%で、妊娠中の猫の栄養摂取に良い
- 穀物を使わないグレインフリーなので、猫の消化にやさしい
- 無添加でお腹の子猫に悪影響を与える原料が入っていない
- 人参、ほうれん草からβカロテンが摂取できる
キャットフード「カナガン」 | |
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プレミアムキャットフードの中では断トツの知名度を誇るキャットフードが「カナガン」です。食いつきの良さと栄養バランスの良さが大人気で、世界中で注目を集めています。原料の品質の高さも見逃せないですね。 | |
内容量 | 1.5kg |
価格 | 3,168円(税抜き)※定期コースの最安値を記載 |
公式サイト | カナガン キャットフード |
カナガンの評価ポイント
- ヒューマングレードの原料で、妊娠中の猫にもお腹の子猫にも安心
- たんぱく質37%、脂質20%で妊娠中の猫の栄養バランスが優れている
- 無添加でグレインフリー!消化にもやさしく、お腹の子猫にも安心
- βカロテン、ミネラルがしっかり摂取できる
- プレミアムキャットフードの中でも人気度が高い
最後に
猫がお腹に子猫を授かるのは、とても喜ばしいことでおめでたいですよね。でも、私たちと同じように、妊娠している猫の餌は気を付けることがたくさんあります。
食事の与え方も今までと変わってくるし、特に子猫の分までしっかりと栄養が摂取できるように食べ物に気を付ける必要があるのです。
妊娠して出産を控えている愛猫が安心して食べることができるキャットフードで、元気な子猫を出産させてあげられるようにサポートしてあげましょう!
- 愛猫の体臭でお部屋の臭いが気になる…
- 排泄物の臭いが部屋の中に充満…
- 発情期のスプレー行為で悪臭だらけ…
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