こんにちは、にゃんコロネです。
猫を飼っていて、しっぽの動きに注目したことってある?よく見ていると、いろんな動きをしているんだ。そのうちの一つが膨らむってこと。いつもは細いのに、ちょっと太くなっていると「うおっ!」って少しびっくりするよね。
猫はしっぽで気持ちや感情を表すことが多いから、今日は「しっぽが膨らむ」のはどんな時なのかを書いてみるね。
相手を威嚇するとき
獲物や外敵と出くわしたとき、見知らぬ人が来たときになどに、相手を威嚇するためにしっぽを膨らませます。自分をより大きく見せて、相手をビビらそうとしているんですね。
野生の世界では、自分を弱く見せてしまうとすぐに攻撃対象にされてしまうので、自分の身を守るための本能的な行動なんです。
威嚇するだけで相手が退いてくれるならラッキーだという感じ。ケンカをしている場面はよく見かけると思うけど、本当はとっても心優しい小心者でもあるんですよ。
怒っているとき
怒っている時にも同じようにしっぽを膨らませます。「自分は強いんだぞ!」「身体も大きいんだ、痛い目に合わせるぞ!」という攻撃心の表れでもあります。
自分のテリトリー内で知らない猫にばったり遭遇してしまったとき、知らない人が自分の居場所に居座り続けている時には、こうして自分の感情を表に出して怒っていることを相手に伝えようとしています。
びっくりしたとき
さっきまでとても静かで快適だったのに、いきなり「ドーン!!」。こんな感じに大きな物音がしたときにびっくりして反射的にというのもあります。びっくりした時にはぴょーんと垂直に大ジャンプをすることもありますよね。
気持ちとしては「いったい何!?」「びっくりさせるんじゃない!」ということですね。大きな音はとても苦手な動物なので、初めて掃除機の音を聞いた時にも同じようになることがあります。一緒に毛も逆立つので尋常じゃないくらい怖がりさんなんです。
恐怖心を隠したいとき
今までに見たこともない生物に出くわしたときや、自分よりも明らかに身体が大きい動物と遭遇してしまったときには恐怖を隠そうとしています。いわゆるやせ我慢のようなものです。
怖いからと言ってただ逃げるだけでは相手にも舐められる。かといって何も抵抗しなければ、攻撃を受けるだけになってしまう。少しでも自分を強く見せて、この恐怖の相手からなんとか乗り切ろうとしているんです。
心の中では「ビビっちゃだめだ…」と繰り返しているに違いないですね。
興奮しているとき
夢中になって興奮状態マックスの時にボワッと太くなります。猫の性格によるところも大きいのですが、好奇心旺盛な猫はこの傾向が強いんです。感情の高まりを隠し切れずに無意識のうちに膨らませています。
また、嫌な病院に連れていかれたり、自分が嫌いなことを飼い主がしようとしてきたり、アドレナリンを放出させるような状況になったときにも同じなんです。
しっぽが膨らむ仕組み
自律神経である交感神経が刺激されることによって、猫のしっぽにある立毛筋が反応してしっぽが膨らんでいます。猫が意識的にやっていることではなくて、無意識のうちに勝手に反応しているんですね。
交感神経は、活動している時や緊張している時に活発に働くので、昼間のほうが夜間よりも働いています。まわりの状況に対する適応能力が高まり、素早く反応して行動ができるんです。だからあんなに一瞬で、しっぽを膨らませるという芸当ができるんですね。
猫の気持ち
いずれにせよ、いい気分の時にしっぽを膨らませているのではないことが分かりますね。一番の目的は、自分を大きく見せて危険を回避するということなので、万が一こんな場面に出くわしたら、攻撃をうける危険もあります。
「馬鹿にするな!」「俺は強いんだぞ!」「びっくりさせるんじゃない!」という怒りの気持ちがとても強いので、侮ることはできないですね。興奮状態にある猫は、慣れ親しんだ人にも襲いかかることがあるので十分に気を付けてくださいね。
最後に
猫のしっぽが膨らむ理由は、興奮状態が強い時なんだね。飼い主もいきなり「ぼわっ!」って太くなっていたらびっくりだよね。私も実は経験があるんだ。その時は猫もすっごく興奮してた(笑)
しっぽは気持ちや感情がとてもよく表れるところ。何も知らずに猫と接すると大ケガするかもしれないから、ちゃんと気を付けるようにしようね。
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