こんにちは、にゃんコロネです。
猫を飼いたいと思ったときに、考えることは人それぞれ。猫の種類はどれにしようか、ペットショップで購入するか、それとも里親になるかなど。その中でも大切になってくるのがオスにするか、それともメスにするかということ。これはけっこう重要なポイントになります。私たち人間と同じように、性格にも違いがでるし、身体の大きさや見た目も変わってくるんです。
そこで、これから猫を飼いたいと思っているプレ飼い主さんや、すでに飼っているけど違う性別の猫も気になるという方のお役に立てればと思います。オスとメスの性格の違い、見た目や大きさ、鳴き声など性別によって変わってくるところをまとめました。
目次
猫のオスとメスの違いとは
私たち人間で言えば、見た目だけで男なのか女なのかを見分けることができます。それは髪の長さや体つき、立ち居振る舞いで一目瞭然ですよね。だけど猫の場合は、パッと見ただけでは性別が分かりにくいです。これは生態系が違っているので私たちに分かりにくいのは当たり前のことですが、猫同士だと簡単にお互いの性別が分かるんです。そこで、まずは猫でいうオスとメスの定義について紹介いたします。
オスの猫とは
生物学的にペニスや睾丸があればオスと判断します。自分の子供を未来に残していくための子種として、自分の体内で精子を作ります。
メスの猫とは
オスのようにペニスや睾丸は存在せず、代わりにあるのが卵巣です。陰部も存在しており、私たちのように妊娠をして元気な子猫を産んでくれるのがメスです。性別の定義としては、私たちと同じなのですごく覚えやすいですね。
猫のオスとメスの見分け方
実際にペットショップで猫を購入したり誰かに譲り受けてもらうときに、この猫はオスなのかメスなのかを簡単に知ることができます。でも飼い主さんであれば、しっかりと見分け方を知っておくことが大切です。「人に言われたから…」ではなく、同じ家族となるので飼い主さんの目でしっかりと見極めてあげましょうね!
オス猫の見分け方とは
去勢手術をしていない猫の場合は、オスのシンボルとなる睾丸が肛門の下に見られます。一番の判断基準となるものなので、飼い主さんの愛猫を後ろから観察してみましょう。また、肛門から陰部までの距離がメスと比べて長いのも特徴です。ただ子猫の場合はパッと見ただけでは分かりにくく、肛門の下のほうをやさしく触って確認する必要があります。ふっくらと膨らみがあり、ここに睾丸が隠れています。
メス猫の見分け方とは
メス猫の見分け方はオスと違って少し難しくなります。慣れていないとパッと見ただけでは、メス猫なのかそれとも去勢手術をしたオスなのかが分かりにくいです。そこで見分けるときに役に立つのが、肛門から陰部までの距離です。先ほど紹介しましたが、オスの場合は距離が長いですが、メスの場合は間隔が短くなっているんです。よく観察しないと分からないですが、陰部の大きさも肛門と同じくらいです。また、オスと違ってメスの場合は見分け方も子猫と成猫で一緒になります。
オスとメスの性格に出る違い
性別の見分け方が分かったら、今度はオスとメスの性格に出てくる違いを見ていきましょう。私たち人間でも性別が違えば、まるで違う考え方や行動をしますよね。猫だって見た目はどちらでも可愛いけど、心の中で思うことや性格にはたくさんの違いがあるんです。
オス猫の性格
まずはオスの性格から紹介します。私たち人間と通じるところもあれば、意に反して「そんな性格なの?」と思う部分もあり、もっと猫のことが好きになってしまうような魅力もありますよ!
甘えることが多い
私たちでも少し思い当たる節がありますよね。男性って意外とマザコンの方も多いんです。これはどうやら猫にも共通のようですね。ちなみに、女性がオスを飼うのならなおさら甘えん坊な性格に育つことが多いです。飼い主さんを本当のお母さんのように思ってしまい、おでこをスリスリしてきたり、足元をクルクルと回ることが多いです。
ちなみに飼い主さんに付きまとうように、離れたがらない性格なのもオスの特徴です。抱っこされたり、遊ぶのも大好きで愛嬌を振りまくります。自分が持っている可愛らしさを理解しているかのように飼い主さんを虜にして、決して飽きさせないのがポイントです。
暴れん坊な一面もある
やっぱり男の子だという感じで、家の中で暴れまわることが多いのもオスの特徴です。これは性別的にすべての動物で共通なのかもしれないですね。自分の子猫を残すために、強くないとライバルにメスを取られてしまうし、しょうがないこと。甘えん坊という性格の裏側には、凶暴性も秘めているんです。
猫同士でメスを奪い合うために喧嘩をすることも多いです。女性だったら少し憧れるシチュエーションですね。とにかくやんちゃで一緒に生活していると手を焼くことも。テーブルの上に乗ったり、危なっかしい行動を取ったりしやすいです。人間の男性でもちょうど思春期くらいにこんな感じになることがありますね。
活発な性格
オスはとにかく遊びが大好き!猫じゃらし、ボール、家の中にあるものを何でも遊び道具に変えてしまうくらいに天才的な遊びの達人です。だからとにかく活発に動きまわるのが特徴です。とくに子猫の内はジッとしていることが我慢できずに、常に興味の対象を探そうと家の中を走り回り、転げまわります。アクティブに動きまわるので、飼い主さんも遊びに付き合わされることが多く、早く仲良しになることができるのもオス猫のいいところです。
それにより機敏に動くことができるのも、やはりメスよりオスです。やはり運動神経はオスのほうが高め。たくさん遊んで俊敏に動きまわるので、落ち着きがなく無邪気で憎めない性格をしているように見えます。ここも人間の男女の特徴とすごく似ているところですね。
縄張り意識が強い
飼い主さんに対しては温厚になりますが、自分のテリトリーを強く意識するのもオスの特徴。自分の縄張りに対して強いこだわりを持っているので、知らない人が自分の居場所にいることをひどく嫌う傾向があるんです。それに広い範囲に自分の居場所を持ちたがるので、気を抜くと家の外に飛び出して迷子になりやすいです。自分からテリトリーを広げに行っているのに、少しおっちょこちょいな一面も持っているんですね。
度胸がある
怖いもの知らずな一面を見せやすいのもオスの特徴です。野良猫でも餌をおねだりにやってきやすいのは、どちらかと言えばオスのほう。個性はありますが、臆せず人間に近寄れるくらいの度胸を持っていることが多いです。メスを奪い合ったり、縄張り意識が強いのでそこから、生き抜くために遠慮をしない性格になっていったんでしょうね。でも猫だと言葉をしゃべらないので、これくらいズカズカと来てくれた方が可愛いですね。
メス猫の性格
もちろん猫にも個性があるので、必ず当てはまるわけではありませんが、オスとは全く違う性格の持ち主です。どちらかと言えばメス猫のほうが飼い主さんたちからの人気が高いです。それだけ性別による性格の違いも出ているんです。
温厚で心が広い
メス猫と言っても立派なレディー。性格はとても温厚で、おとなしい子が多いです。オスのように激しく暴れまわることも少なく、気性も比較的穏やかです。落ち着きがあるように見える分、オスよりも大人っぽいですね。心もすごく広くて、本当は触られると嫌な場所でも怒らずにジッと我慢することもあるくらいです。
そのため、オスのように行動的な一面はあまり見せずに、のんびりと家の中で暮らしたがります。家の外に出ようとすることも少ないので、完全な室内飼いにしやすいのも特徴です。ただ、元気がないというわけではなく、家の中では自分の興味があるものに夢中になってはしゃぎまわります。
一人でいることが好き
オスの場合は本当にマザコンのように飼い主さんにべたべたとくっつきたがりますが、メスの場合は甘えてくることが少なめです。一人でいることも意外と平気で、飼い主さんが仕事などで出かけている時も、いい子にお留守番をしてくれるんです。かまってオーラが少ないので、ちょっぴり私たちが寂しくなってしまいますが、猫本来の性格に近いですね。
1人でいる時間が大好きで、他の猫を自分の近くに寄せ付けないこともあります。これはときどき飼い主さんに対しても、近づくと怒ることがあります。自分の縄張り意識はあまりないのですが、自分の時間をすごく大切にするんです。
しっかり者
メスはオスよりもしっかり者のイメージが強いです。私たち人間でもそうですが、男性は単純で楽観的に動き、女性は現実を見て冷静沈着だと言われますよね。これは猫にも共通で、メスはどちらかと言えば慎重派。危ない行動をすることも少ないし、高いところに登って降りられなくなることもほとんどありません。やっぱり子猫を育てていかないといけないので、無邪気に見えてもしっかり者。お利口なのでしつけもしやすいし、肝っ玉もオスより座っています。
協調性が高い
1人でいることが大好きな性格なのに、協調性がすごく高いという、相反する一面を持っていることがメス猫の特徴です。協調性が高いというのは、メスは子猫を産んだら共同で育てていくんです。私たちで言う主婦友達みたいなものです。単独行動が大好きなのに、集団行動をすることもあるので、すごく周りへの適応能力が高いです。うまく周囲に馴染むことができるのは、人間の女性の特徴にも当てはまりますね。
猫には性別を超えた個性がある
猫はオスとメスとで紹介したように性格に大きな違いがありますが、必ずしもそうとは限りません。私たちでも男性なのに女性以上の美意識を持っていたり、料理が上手だったり女子力が高めの人がいますよね?反対に女性でも男勝りな性格で勝気な女性もいます。これと同じように猫にも個性があるので、性別を超えたところで違いが出てくるんです。
メスっぽい性格のオスもたくさんいるし、オスっぽい性格のメスもたくさんです。一番いいのは、猫を家族に迎えるときにペットショップの店員さんに猫の性格を聞くことです。性別が分かっていても見た目で性格は分からないので、飼い主さんの好みの条件を伝えればピッタリの猫ちゃんを紹介してくれます。
それに飼い始めたあとに猫の性格は一変することもあります。これまで住んでいたところを離れることによるストレスや、不妊・去勢手術によるホルモンバランスの変化によるものです。こればかりはその時になってみないと誰にも分からないので、どんな性格でもオスでもメスでもたくさん可愛がってあげてくださいね。
オスとメスの行動の違い
性別による違いが出るのは性格だけではなく、猫の行動にも違いが出てきます。それが遊び方と発情期です。遊び方は猫の個性も関係してきますが、発情期はハッキリと違いが現れるんです。それぞれどのような特徴があるのかを紹介します。
性別で遊び方にも違いが出る
お伝えしたようにオスはアクティブなので、遊ぶときもとにかく動きまわります。猫じゃらしで遊ぶときも夢中になって追い掛け回し、ジャンプしたり飛びついてきたり、反応も抜群です。野生で生き抜くための狩りの能力をペットになってもしっかりと受け継いでいる印象です。全力ではしゃぎまわり、飼い主さんが相手をするのも疲れるくらいにおもちゃにも興味津々になりやすいです。
反対にメス猫はおとなしく興味の対象だけを見つめて1人で遊びがちになります。猫じゃらしで遊ぶときも、反応はするのですが臆病になってしまいその場で前足を伸ばして捕まえるというようなおしとやかさが特徴です。もちろん猫の性格によりますが、気分が乗らない限りは静かに遊びがちです。キャットタワーの上り下りを遊びに取り入れたり、飼い主さんがいないときに1人遊びをしたり、一見すると内向的な遊びをすることが多いです。
オスとメスで発情期の行動が違う
猫の行動に違いがでやすいのが発情期です。子猫を産むためにお互いに異性を求めあう時期で1年に2回あります。行動もハッキリと分かれてくるので、どのような違いが見られるかを紹介します。
オスの発情期
まずオスは発情期がこないことがあります。メスが先に発情してそれを感じ取ったオスが後から発情するので、メスが周りにいなければいつまでも子猫気分のまま無邪気に暮らしていきます。もし発情期がきたときに一番メスとの違いが出るところが「尿スプレー」です。これはいわゆるおしっこなのですが、普段の排泄とは違ってとても強烈な臭いです。これを部屋中にまき散らしてしまうのがオスの発情期です。
それともう1つメスと違う所は、発情期になっても激しく鳴くことをしないんです。代わりに出てくる行動が、気性が荒くなったり、自分の子猫を産むために外の世界にメスを求めるようになるということです。このときは性格ががらりと変わってしまうので、飼い主さんも噛みつきや引っ掻き攻撃をされることもあります。かなりの興奮状態になるのがオスの特徴です。
メスの発情期
一番に特徴的なのが、自分が発情期になっていることを近くのオス猫に知らせるために、激しく鳴き叫ぶことです。初めて猫を飼うのであれば、間違いなく誰でも驚くくらいにうるさく鳴きます。夜でもお構いなしに鳴くので、あんなにおとなしく温厚な性格が正反対になったような印象を受けるんです。
そしてもう1つ特徴的なのが、フェロモンを周囲に振りまくということです。猫がお腹を上にして背中を床にこすりつけるようにクネクネと動いた姿を見たことはありませんか?これがフェロモンを出している時の行為です。メスも発情期になると、オスを虜にして自分の子猫を産みたいので必死になってアピールします。それに出会いを求めるために家の中が大好きだったのに、オスを求めて外に出たがるようになるのも特徴です。
オスとメスの見た目の違い
私たちでも男女で見た目に大きな違いがありますよね。髪の長さも違うし、体つきも全然違います。猫の場合で見た目に違いが出やすいのは「筋肉」「身体の大きさ」「顔つき」の3つです。
筋肉の違い
筋肉がガッチリつくのはもちろんオスのほうです。これはアクティブさにも関係しています。活発に動きまわるので筋肉の発達も早く、メスを自分のものにするために他の猫に負けないように筋肉が付きやすい身体をしています。メスにも筋肉は付くのですがオスに比べてふっくらとしており、柔らかみがあるのが特徴です。人間の女性と同じように、程よい脂肪で柔軟性のある身体になっています。
身体の大きさの違い
猫にはたくさんの種類がいますが、ほとんどオスのほうが身体が大きくなります。メスは一回り小さいといった感じで、体重も軽めです。体格に違いがでてくる理由は、縄張り争いに負けないためです。オスは猫同士でケンカをすることが多いので、ライバルに負けないように体つきが良くなるんです。それにオスは活発に動きまわるので筋肉も付きやすいので、自然と身体も大きくなります。
顔つきの違い
見た目で一番分かりやすいのが顔つきです。オスは甘えん坊の性格が多いので、おっとりとした可愛らしい顔つきをしています。だから一般的にはオスのほうが見た目のかわいさは高いです。表情豊かで柔らかみがあり、顔の大きさはメスよりも大きめです。反対にメスの顔つきはスッとしていて、落ち着きがあるので表情がオスに比べて少なめです。もちろん性格によるところが大きいので、必ず当てはまっているわけではないので注意してくださいね。
オスとメスの鳴き声の違い
私の経験ですが、猫は性別の違いで鳴き声にも変化があります。私たちであれば女性のほうが可愛らしい声をしています。声も高いし、耳に入って心地がよい音の高さです。でも猫の場合は、どちらかというとオスのほうが可愛く鳴くんです。これはマザコンのように飼い主さんに甘えることが多いから。猫も意外と賢いところがあり、甘えるときに自分のかわいさを引き出す術を知っているんですね。「ニャーン…」とやっと絞り出したような小さな鳴き声を出すのは、オスである可能性が高いです。
反対にメスはしっかり者で、甘えることも少ないので鳴き声も太い音に聞こえます。それに発情期になるとオス猫を自分に引き付けるために大声で鳴く必要があります。声帯が強い動物ではないので、このとき少しでも遠くまで声が届くようにオスよりも太い声をしていると考えています。やっぱり鳴き声が高くても芯が通っていないと遠くまでは聞こえないですからね。
性別の違いで寿命が変わることがある
私たちでも男性と女性の平均寿命には違いがあり、一般的に女性のほうが長生きしますよね。これは猫にも当てはまっていて、メスのほうがオスよりも長生きする傾向が強いです。ただ、完全に室内のみで飼っている場合はほとんど同じで違いがありません。平均寿命に違いが出てくるのは、外に自由に出ることができる猫です。
オスは縄張り争いやメスの取り合いで、猫同士のケンカが多いので野生の猫からウイルスや菌が感染する危険が高いのでその分、寿命も短くなる傾向があります。だからこれから猫を飼うのであれば、室内飼いにしてあげたほうがずっと愛猫と一緒に暮らしていくことができます。室内を魅力的な空間にしてあげれば、猫はそれだけで十分に幸せを感じてくれますよ。
オス猫を飼うなら、こんな人におすすめ
同じ猫でも性別が違うというだけで、性格や見た目に随分と違いがありましたよね!そこで、これから猫を飼いたいと思っている人のために、オス猫はどんな人に向いているのかを紹介していきます。是非1つの参考にしてくださいね。
猫とたくさん遊びたい人
まずは活発で遊びが大好きな特徴を持っているので、たくさん猫と触れ合いたいと考えているならオスのほうがおすすめです。これは間違いないですね。遊び好きというだけではなく、甘えん坊な一面も垣間見せるのがいいところ。とにかく「猫とくっついていたい!」という人に向いています。猫じゃらしでもボールでも食いつきは抜群なので、思う存分に猫ライフを満喫することができます。
世話好きな性格の人
オス猫は喜怒哀楽の感情表現がとても豊かで、わかりやすい性格をしています。だからお世話や毎日のケアもやりやすいので、世話好きな性格の人に向いています。猫が喜んでいるときは思いっきりかまってあげて、怒っているときはやさしく癒してあげる。退屈していそうだったら、たっぷり遊んであげる。そんな風に猫のことを想いながら行動ができる人であれば、オス猫との生活ほど楽しいものはありませんよね。
お母さんタイプの人には、間違いなく今の生活をもっと充実させてくれる最高のベストパートナーになってくれます。とくにやんちゃな一面も見せるので、うまく猫をコントロールするために、専業主婦や仕事を退職して残りの人生を楽しんで暮らしたい方など、外に出る時間よりも家にいる時間のほうが長い方にもオスはおすすめです。
猫のしつけが得意な人
オス猫はまるで中学生の男の子みたいに手がかかるところもあります。だから悪戯も多いし、危なっかしい行動をすることも日常茶飯事です。でもこの行動を放っておくと、飼い主さんが困ってしまうので、上手に猫をしつけていける人に向いています。他にもしつけのテクニックを上達させたい人や猫関係の仕事に就きたいと思っている人も、オス猫との生活はかなりの経験値を積むことができるのでおすすめです。
多頭飼いを始めようと思っている人
猫の魅力の1つは、何と言っても無邪気に遊びまわる姿です。同じくらいの年齢で同じ性別であれば気が合うことも多いです。だから2匹以上で多頭飼いをしようと思っているなら、オス同士の組み合わせはとても賑やかになります。お互いに活発なので、猫同士のかわいい瞬間を目撃することも多いし、絡み合いを見るのは見ているだけで癒しのひとときです。
メス猫を飼うなら、こんな人におすすめ
メスはオスとはまた違う性格の持ち主なので、どんな人に向いているのかも変わってきます。もちろんどちらの猫にもいいところがあるのですが、メスはどのような人におすすめなのかを紹介します。
マンションやアパートに住んでいる人
まず、メスの特徴として暴れまわることが少なく、温厚でおとなしい性格の子が多いです。だからうるさくしてしまうと、隣の部屋や下の階に住む人に迷惑がかかることがあるマンションやアパートで暮らしている人に向いています。猫の足音や遊ぶときの音は意外と響くものなので、おとなしい性格だと気にせずに飼いやすいです。
騒音問題はかなりのトラブルになることがあるので注意してくださいね。足音の騒音問題については、こちらの記事にもまとめています。また、仕事で留守にしがちな時もおとなしく遊んでいてくれるので、安心して外出しやすいというのもありますよ。
子猫を産ませたい人
当然ながら子猫を産むのはメスの一大イベントです。不妊手術を受ければ妊娠をすることはなくなりますが、これから自分が育てた猫に囲まれて暮らしていきたいと考えているなら、間違いなくメスのほうがいいです。育てた猫が子猫を産んだときは、何とも言えない涙を流すほどの感動もあります。
大の猫好きでいつも囲まれて暮らしていたいという人や、子猫が増えてもしっかりと育てていける人、1匹1匹の猫のことをしっかりと考えることができる人にも向いていますね。猫同士のケンカや遊びも頻発するので、にぎやかな家族構成にしたいのならすごくおすすめです。
猫と一緒にいることが好きな人
基本的にオスよりもメスのほうがおとなしく、温厚な性格なので同じ部屋に居たがる傾向が強いです。だからチョロチョロと家中を動きまわることも少なめなので、ずっと一緒の空間で過ごしていたいのならすごくいいパートナーになってくれます。猫との適度な距離感も保つことができるし、飼い主さんと猫との間に信頼関係が築きやすいのもポイントです。
初めて猫を飼おうと思っている人
猫は私たちが思っている以上にデリケートな心の持ち主です。だからちょっとしたことがストレスになることもあるし、思うようにしつけがうまくいかない場面に直面することもあります。そんな時にメスだったら温厚でしっかり者の性格なので、しつけもやりやすいです。撫でたり、抱っこがしやすい、一緒のベッドで寝る、爪切りや歯磨きなどのお世話がうまく行きやすいのもどちらかと言えばメスのほうです。だから、初めて飼うのであれば難易度が低いメス猫はおすすめなんです。
すでに猫を飼っている人
オスでもメスでも家の中は自分のテリトリーで、知らない猫におびやかされることを嫌います。安心して暮らしていくためにこれは仕方がないことですが、縄張り意識はメスのほうが少なめです。だから新しく猫を迎え入れるのであればメスのほうがトラブルが起きにくいです。オスだと自分の縄張りを主張し合って、ケンカになりやすいしお互いにストレスも抱えやすいんです。もちろんメスでもこのようになるのですが、オスより顕著に表れにくいと言われています。
最後に
猫も私たちと同じようにオスとメスに分けることができて、性別によって性格もがらりと変わってしまうんです。どちらにもいいところがあるし、結局は一緒に暮らしていればすごく楽しいし、毎日の生活がとても充実してきます。性格や性別に違いはあってもどちらも同じ猫ですからね。
ただ見た目や鳴き声、行動にも性別によって違いが出てくるので、これから飼おうと思っている人はより自分に合ったベストパートナーと暮らして行ければと思います。どちらの猫を選んだとしても、たっぷりと可愛がってあげてくださいね!
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