猫が妊娠する確率は何パーセント?発情期の交尾には要注意

こんにちは、キャットシッターにゃんコロネです。

私たちは性行為をしたからと言って、必ず妊娠するわけではないですよね。でも猫の場合は妊娠をする確率はどれくらいなのか気になってきますよね。

「野良猫と交尾をしている姿を見かけた…」

「不妊手術をしていないから、妊娠をしないか心配…」

「交尾していないはずなのに、何故か妊娠している…」

不妊をしていなければ、いつの間にか妊娠して、愛猫のお腹に子猫がいたということも考えられますよね。

そこで、猫が妊娠する確率は何パーセントなのか紹介します。また、交尾をしているはずなのに、妊娠をしないのは何故なのかも合わせて紹介します。

猫が妊娠する確率はほぼ100%

猫の横顔

猫は私たちとは身体の仕組みそのものが違っていて、交尾をしたあとに排卵をする動物です。だから、受精をする確率はほぼ100%です。

何かしらの理由で受精卵が子宮に到達しなかった、不妊手術をしているなどの理由を除けば、交尾している姿を見かけたら間違いなく妊娠をして、お腹に子猫を授かるのです。

もちろん完全に室内だけで暮らす猫であれば、オスと接する機会がないので妊娠をすることはありません。

ただ、家の外に自由に出入りできて不妊手術をしていなければ、発情期が来れば100%に近い確率で子猫を授かるようになります。

さらに猫は1回の発情期につき交尾の回数は1回ではありません。仮に1回目の交尾で妊娠をしなくても、3回4回と繰り返し交尾をしています。これも猫の妊娠の確率を高めている要因の1つです。

猫は2重に妊娠をすることができる

オス猫とメス猫

猫と私たちの妊娠の違いは、確率だけではありません。たまに同じ兄弟の猫でも、1匹だけ他の猫と毛色や模様が違うことがありますよね。

それに出産後の身体の大きさも明らかに違っているケースもあります。

これは猫が1回妊娠をした後に、出産をしていないのにもう1度妊娠をすることができるからです。これは2重妊娠と呼ばれます。

最初のお産の時に子宮が伸縮して、まだ十分に育っていない後交配の子猫も一緒に生まれてきているのです。

可哀想ですが明らかに成長していないのに生まれてくる子猫は、死産となるケースも多いです。ただ、お腹の中である程度の大きさに成長していれば、父親が違う兄弟猫としてスクスク育っていきます。

子猫を産ませたいのに妊娠しない理由

子猫と母猫

お伝えしたように猫は100%に近い確率で妊娠をする動物です。交尾もしているし、不妊樹種自摸していないのに妊娠をしないケースもあります。

子猫を出産させる計画がしっかりあるのに、うまく妊娠することができない理由を紹介します。

猫の身体に問題がある

猫でも私たちでもお腹に命を宿すために大切なのは、子宮や卵巣などの重要な器官です。ここがもしも病気などに侵されていると、うまく妊娠しないケースもあるのです。

もし、子猫を産ませたいと考えていて、交尾もしているのに命を授からないのなら、病気の可能性を疑い早めに獣医さんに相談をしましょう。

オス猫との相性が悪い

オス猫とメス猫には性格の相性があります。発情期に妊娠をするのですが、この時の主導権はオスではなく、メス猫が握っているのです。

オスが自分の子孫を残すためにメス猫を巡る戦いに勝ったとしても、メスが気に入らなければ交尾をしません。だから、自宅でメスとオスを飼っていても相性が悪ければ交尾自体をしない可能性だってあるのです。

発情期になっていない

猫が常に交尾をするのではなく、発情期に交尾をして妊娠をします。一般的に春と秋に発情期がやってくるので、この時以外は交尾をすること自体が稀なのです。なので、子猫を授かるタイミングは春と秋になることが多いです。

ただ、最近のキャットフードは栄養満点で、出産をするために十分な栄養を摂取できるので、発情期の回数が1年のうちに4回ほどやってくることもあります。

猫が妊娠をする年齢は発情期がやってきてからです。こちらの記事に、猫が妊娠する年齢や時期、妊娠で現れる兆候を詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

猫が妊娠をする年齢や時期、妊娠で現れる兆候>>

出産のための十分な栄養を蓄えていない

私たちでもそうですが、妊娠をして出産をするためには丈夫な身体と、十分な栄養が必要ですよね。そうしないと、元気な子供を産んでも育てることができません。

これは猫の世界でも同じで、出産をして子猫を育てるための体力や栄養が備わっていないと妊娠をしないこともあります。

子猫を産ませる計画がある飼い主さんは、栄養バランスの整った食事と、元気な身体作りを心がける必要がありますね。

最後に

猫は交尾の後に排卵をするので、妊娠の確率はほぼ100%に近いのです。もし子猫が産まれると困ってしまう飼い主さんは、前もって不妊手術をしておくことが大切になります。

また、発情期に子猫を授かるのですが、その時期になっても妊娠をしないのなら、オスとの相性や身体に問題があるケースもあります。

子猫が産まれるのはとても楽しみなことですが、出産をさせるときはしっかり計画を立てて妊娠させるべきなのか、させないべきなのかを考えるようにしましょうね。

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