こんにちは、キャットシッターにゃんコロネです。
子猫と一緒に暮らし始めると、餌の問題で悩むことがありますよね。
「急に餌を残すし、食べなくなった…」
「食欲不振になった原因は何だろう…?」
「元気はあるけど大丈夫なのかな…」
これから大きく育つ時期だから、飼い主さんとしては心配ですよね。そこで、子猫が餌を食べない理由と、食欲不振の対策方法を紹介します。
子猫の食欲不振の原因
まず心配になる子猫が餌を食べない原因からお伝えします。1つだけではなく、いくつかの理由が重なり合っていることがあるので要注意です。
ここでは、子猫にありがちな食欲不振の原因を紹介します。
餌が合っていない
キャットシッターの経験からお話しすると、1番の原因が食べる餌が子猫に合っていないケースです。
子猫はあっという間に成長していきますよね。その成長ステージに合わせて、子猫の食事も徐々に変えていかなければいけないのです。
例えば生後1か月くらいなら、まだカリカリのドライフードは早すぎます。反対に生後6か月を過ぎているのに、いまだにキャットフードをふやかして食べさせようとするのも食欲不振の原因になります。
子猫の成長ステージ別の正しい食事内容をまとめているので、こちらを参考にしてください。
キャットフードに満足していない
キャットフードに満足していない場合も餌を食べなくなります。
子猫は成猫よりも栄養価が高い食事が必要なので、栄養が不足していれば食いつきも悪くなります。また、フードの香りが食欲をそそらないなどの不満を感じている時も同じです。
緊張していて餌が喉を通らない
まだ子猫を飼い始めたばかりなら、緊張で食事が喉を通らない場合もあります。私たちも過度に緊張すると、食欲が湧いてこないですよね。
家の中や新しい生活環境に慣れてくれば、食欲もグングン出てくるので大丈夫です。初日の過ごし方で子猫の緊張感が変わってくるので、猫の不安を無くすように心がければ大丈夫です。
子猫を飼い始めた初日のご飯やトイレなどの注意点をまとめたので、こちらを参考にしてみましょう。
その他の理由
先ほど紹介した3つの理由は、子猫に多い食欲不振の原因です。でも、餌を食べ残す理由は他にも考えられます。
子猫が餌を食べなくなった理由
- 夏バテになっている
- 病気で鼻詰まりを起こしている
- 口の中を怪我していて食べれない
- ストレスによって、食欲不振になっている
- 餌入れを変えたので、キャットフードが食べにくい
- 餌が劣化していて食欲が出ない
- ご飯の間隔が短くて、お腹が空いていない
- 歯の生えかわりで違和感を感じる
詳しくはこちらの記事にまとめました。また、子猫はどれくらいの時間キャットフードを食べなくても問題がないのかも紹介しています。
食欲不振の他に下痢や嘔吐がないかを確認する

子猫が食欲不振になったら、まず確認したいことがあります。それが下痢と嘔吐です。
病気になっている可能性もありますが、子猫の下痢や嘔吐の原因は、食べるキャットフードが身体に合っていない場合が多いのです。
まだ、身体が成長しきっていない時期は、消化器官もまだ未熟な状態ですよね。そんな時にカリカリのドライフードを食べたので、消化できていないのです。
子猫が元気があるのなら、なおさら餌の方に問題がある場合が多いです。病気だと身体の調子を壊すので、元気をなくして部屋の隅っこに隠れようとしたりします。
なので、子猫に元気があれば、餌をお湯やミルクでふやかして、消化にやさしい食事にすることで解消されることが多いです。
生後3か月くらい経っていても、成長のペースは猫それぞれ。多くの子猫はカリカリを食べれても、成長が遅ければまだ早すぎるというのは良くあります。
なので、子猫が下痢や吐くことが多いのであれば、もう1度ふやかした食事に戻してあげて下さいね。
いつまで餌をふやかすのか、いつからカリカリのキャットフードを食べれるのかは、こちらの記事にまとめています。
子猫が餌を食べないときの対策方法

子猫が餌を食べないのであれば、身体を育てる大切な時期に十分な栄養が確保できていないですよね。だから、1日でも早い対策が欠かせないです。
そこで、食欲不振の子猫のためにできる対策をまとめたので紹介します。
キャットフードを温める
子猫が餌に満足していない時に有効です。電子レンジを使ってキャットフードを少し温めると、風味が際立つので香りが抜群に良くなります。
つまり子猫が「これは美味しい食べ物だ!」と認識してくれるのです。
猫の食欲は食事の香りによって決まります。嗅覚を刺激してあげればハグハグ食べることがあるのです。
温める場合でも賞味期限が切れた古いものや食べ残したフードを再利用するのではなく、新鮮な新しいものを食べさせてあげて下さいね。
スプーンで食べさせて、餌入れを変える
食べにくい餌入れだと、ヒゲが食器にあたってストレスを感じたり、器の大きさや高さ、深さが問題で食べたくても食べれなくなっていることがあるのです。
猫が餌を食べなくなる食器
- 餌入れが不安定でグラグラする
- ヒゲが食器に当たってストレスを感じる
- 器の深さや大きさが子猫に合っていない
- フードボールが不衛生で嫌な臭いがする
詳しくはこちらの記事に紹介しています。
フードボールに入れた状態で餌を食べないのなら、スプーンですくって口元に運んでみましょう。もしくは手のひらに乗せて子猫に食べさせてみましょう。
これで食べてくれるのなら、餌入れに問題がある場合がほとんどです。ほとんどの飼い主さんが気が付かない思わぬ落とし穴なので、必ずチェックしてみてください。
たったこれだけのことで、子猫がキャットフードをモグモグ食べることもあるのです。
子猫に合うキャットフードを食べさせる
子猫が食べる食事は気を付けるべきことがたくさんです。キャットフードが子猫に合っていないと、食欲が出なくて餌を残すようになるのです。
子猫が食欲を無くすキャットフード
- 添加物が使われている
- 質の悪い原料(4Dミール、副産物)が使われている
- 栄養価が子猫に合っていない
- アレルゲン(小麦やとうもろこしなど)が使われている
- 消化に悪い穀物メインのキャットフード
なので、これらが使われていない無添加で消化にやさしいキャットフードを食べさせると、食べ残すことなく良質な栄養をしっかりと摂取させてあげられます。
食いつきの良さというのは、子猫の身体を成長させるために重要なことなので、餌を残すのであれば必ずキャットフードの見直しが必要になります。
子猫にも食いつきが良くて有名なキャットフードにはモグニャンがありますよね。栄養価の高くて、消化にやさしい無添加というのが特徴的です。
多くの飼い主さんにリピートされている餌なので、こちらを試すのも良いです。

子猫が大好きな白身魚の香りがするので、餌を食べないという飼い主さんの悩みにもピッタリで、キャットフードへの満足度もグンと高まりますよね。
対策方法としては、キャットフードの見直しをするというのが最も基本的なことです。
最後に
子猫が餌を食べない原因は、多くの場合「食事が合っていない」「餌に不満を持っている」「緊張で喉を通らない」の3つに分かれます。
食べ残してしまえば十分な栄養が摂取できないので、これからの成長にも影響を与えてしまいます。1日でも早い対策が欠かせないですね。
餌を温めて風味を強くしたり、直接口元に運んで食べさせたり、キャットフードそのものを見直してみたりという基本的な対策で、しっかりご飯を食べさせて、元気に育ててあげましょう。
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