こんにちは、にゃんコロネです。
猫がしっぽをふる姿ってすごくかわいいよね!「もしかして今ご機嫌なのかな?」なんて思ったりして、飼い主さんも愛猫の気持ち見抜いたりすることがありますよね?
こちらの記事で紹介したように、猫のしっぽには感情がダイレクトに現れる場所でもあります。だけど同じ動物である犬とは、また違った意味でしっぽを振ることもあるんです。そこで、猫のしっぽの振り方に特化して、気持ちや感情をまとめました。
飼い主さんと愛猫のよりよいコミュニケーションに、ぜひお役立てください。これを読めば、今よりもっと愛猫と仲良く接していくことができます。
目次
猫を抱っこした時にしっぽをふる
愛猫を可愛がってあげるとき、違う部屋に連れて行ってあげるとき、リラックスさせてあげたいときなど、抱っこをする機会は意外と多いですよね?その時に愛猫がしっぽを振っていたら、どんな感情を抱えているのかを紹介します。
しっぽをゆっくりと動かす
これは飼い主さんに甘えて、完全にリラックスモードに突入している状態です。いつも一緒にいる飼い主さんだからこそ、猫もココロを許して抱っこされていることにご機嫌になっているんです。
飼い主さんに包み込まれるような安心感、心地よい距離感、愛情を感じており、完全に自分の身を任せているので、とても信頼されています。
子猫モードになっているので、ゴロゴロと喉を鳴らすこともあります。大切に育ててきたからこそ、飼い主さんに抱っこされる喜びを肌で感じている状態です。
しっぽを左右に早く動かす
抱っこした時にしっぽを左右に早く動かしているということはありませんか?これは抱っこされることを嫌がっているときに見せる仕草です。
抱きかかえ方が不安定、触られると痛みを感じる部分がある、飼い主さんから猫が嫌う香りがするなど不快さを感じている状態です。飼い主さんは自分のパートナーだから仕方なく受け入れてはいるけど、内心は嫌がっているときが多いです。
また、知らない人に抱きかかえられる時も同じようにしっぽを素早く動かすことが多いです。それに気が付かずに抱っこしたままでいると、腕を振りほどいて飛び降りようとすることがほとんどです。
抱っこした時にパタパタと尻尾を振る様子を見たら、ストレスを与えないためにも、早めに離してあげましょう。正しい抱っこの仕方を覚えれば、すぐにリラックスモードに突入してくれることも多いです。
猫がゆっくり大きくしっぽを振る
猫は4本足で立っているときも、座っているときも同じようにしっぽを左右に、大きくゆっくり振ることがあります。シチュエーション別にどんな気持ちになっているのかをまとめました。
猫が立ち止まり、しっぽを振るとき
猫は起きている間に、家の中をウロウロすることがあります。そして何かの拍子でピタッと止まり、対象物を見つめている姿をよく見かけますよね?この時にゆっくりと大きくしっぽを動かしていたら、対象物に興味を示しているサインです。
見慣れないおもちゃがある、獲物らしきものを見つけた、あれで遊んでみようかななど、プラスの感情でいる場合がほとんどです。自分の好奇心がとても強い状態で、感情がとても揺さぶられています。
猫が座りながらしっぽを振るとき
「あれは何だろう?」「飛びついても平気なのかな?」と軽い葛藤を抱えている状態です。まさにどうしようか考え中のときですが、気持ち的にはのんびりモードなので、とてもリラックスしています。
ご機嫌な状態なので、背中や頭を撫でてあげるように愛猫に寄り添ってあげるとさらにリラックスしてくれます。
左右にバタバタ激しくしっぽをふる
私たちと同じように、猫もイライラしているときは当たりが強くなります。しっぽを左右にバタバタと激しく振ることで、自分の気持ちを落ち着かせ、感情の高ぶりを抑えようとしています。
トイレが汚れていて使えない、お腹が空いているのにまだご飯を食べていない、室内環境が変わって落ち着かないなど、猫にとって嫌なことがあると見せる仕草で、飼い主さんに訴えかけるようにバタバタと音を立てて教えてくれています。
猫にとって大切な何かが足りないという可能性が高いので、トイレやご飯、遊んであげるなどの基本的なところができているかを振り返ってみましょう。
猫がしっぽを小さく早くふる
小刻みに小さく早くしっぽを振っている姿を見たことがありますか?これは落ち着きがなく、緊張や不安を抱えているときの動きです。
例えば、知らない人が自分のテリトリー内にいるときです。その人は大好きな飼い主さんと仲良くしているから怒るほどのことじゃないけど、「いきなり襲われたりしないだろうか?」みたいな気持ちが現れています。
他にも引越しのときに、業者さんが家具をどんどん運んでいく姿を見たときにも、不安や緊張が走るのでこのような状態になりやすいです。ストレスを抱えさせている状態なので、飼い主さんがしっかりと安心させてあげましょう。
猫がしっぽの先だけをふる
猫は器用なもので、しっぽの先だけを動かすこともできます。これは愛猫が起きているときとスヤスヤ寝ているときでは意味が違ってきます。それぞれどんな感情なのかを分けて紹介します。
猫が起きているとき
ピクピクとしっぽを動かす仕草が特徴的で、獲物を見つけたときや興味があるものを発見した時に見られます。「あっ、いいもの見つけた!」という感覚で、飛びつこうとする直前によく見ることができます。
飼い主さんとの遊びの中でも、猫じゃらしに飛びつこうとする寸前にピクピクとさせることもあります。気持ちがとても高揚して、少しテンションが上がった状態ですね。
猫が寝ているとき
猫がスヤスヤお休み中に名前を呼んだことはありますか?「ちゃんと聞こえているよ?」「なぁに?」という愛猫の飼い主さんに対するお返事です。動くのが面倒に感じていたり、眠くて起き上がりたくないときに、しっぽで受け答えをしています。
飼い主さんの呼びかけだから無視はできないけど、「ちゃんと応えてあげなきゃ!」という最低限のマナーのような感じです。
猫が伏せた状態で、縦にしっぽを振る
これは猫にとって退屈しのぎの時間です。ぼんやりと過ごしながら、「何をしようかな?」と考え中のサインです。キャットフードもちゃんと食べたし、飼い主さんにも遊んでもらったし、どうしようという時にこんな姿を見ることができます。
次の行動を考えているので、そっとしておくのもいいですし、もう1回遊んであげるのもいいですね。あとは気持ちよくさせてあげるために、このタイミングでマッサージを取り入れるのも効果的です。
スキンシップにもなるし、退屈しのぎにもなるので絆を深めるチャンスになってくれます。よかったらこちらの記事を読んで、マッサージのやり方も覚えてみましょう。猫にとっても自分を理解してくれる、最高の飼い主さんだと思ってもらえます。
しっぽを立てた状態で左右にふる
犬の場合は嬉しさや喜びの表れですが、猫の場合は違います。闘争心をむき出しにして、アドレナリンが放出されているときにしっぽを立てて、左右に振ります。自分が勝てると思った相手に対して、力を存分にアピールしている状態です。
やる気満々で興奮状態になっているので、うっかり喜んでいると思って撫でたり抱っこしようとすると、猫パンチを繰り出されたり、噛みついてきたりと反撃を食らうこともあるので注意しましょうね。
最後に
猫がしっぽをふる姿はとてもかわいいもの。ときには甘えていたり、怒っていたり、不機嫌だったりいろんな感情のときがあります。飼い主さんの愛猫が今、どんな気持ちでいるのかを知ることができたら、もっと仲良くなることができますね!
しっぽの振り方は、ほとんど決まっているから覚えるのも簡単です。猫が幸せを感じ取ってくれるように、甘えている動きのときはたっぷりと可愛がってあげてくださいね。
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